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会場に入ると中間さんの所に数名の女性がきた。
その途端パッと手を離す。
「中間先輩どこいってたんですかー
今からペア決めなんですよ」
「早っ、他の人達は？」
「男性はペアの人にグラスを渡すのでグラス取りに」
「まじか、じゃあ俺も取りに行こうと」
会場の前の方にグラスを取りに行く中間さん
私はその後ろ姿を見て彼が彼氏なんだということと
私とペアを組みたいと言ってきたのは今だに夢なんではと思ってしまう
秘書課の小瀧君もどこに行ったのか
…どこに
下を向くと左手につけている金色のブレスレットが目に入った。
…これ綺麗だな
「おぉ！中間君じゃないかどうだね？ペアの子は」
「課長。ペアを組む子ですか？」
「そうだ。どうだね？営業課の田島とかは」
「中間さん私と組んで下さるんですか？」
……引き止められてるし
傍に行きたいがこれが営業課の集まりだから秘書課の私は前に出れないし、ましてやそんな性格でもない。
困ったな
その時、
「あれ？珍しい山崎さんじゃないですか」
「っ！？！？
は、原山さん」
そうだ
彼もここだった
忘れかけていた嫌な記憶が蘇る。
やばい、どうしよう
「ペア組む人いないんですか？」
「ぇ、いや」
「俺組む人いないんでどうですか？
大丈夫ですよ、もう改心したので」
やめて
原山さんが私にグラスを渡そうとした時後ろからグッと抱き寄せられた。
「っ！？」
「悪い、この子俺と組む」
「……中間さん」
走ってきたのか少しだけ息が上がってる。
私の前に回された片手は離すまいと力を入れていた。
「原山
また手を出してみろ
前よりも痛い目見るぞ」
原山さんはその言葉を聞いて舌打ちをしその場を離れた。
「…中間さんあの」
「怖かったな。ごめんな？」
「ぁ、あの女性は」
「田島さん？組まないわ
俺が組むのはAだけ」
中間さんはそう言って離れると私にグラスを渡してきた。
「…俺とペア組んでくれませんか？」
「…こちらこそ、お願いします」
グラスを受け取ると田島さんや数名の女性が来て話しかけてきた。
「中間先輩、秘書課の子ですか！？」
「え、私も組みたいです」
「ごめんだけどそれは無理。
俺の彼女だし」
「え！？」
「な、中間さん」
これ皆にバレたのと一緒じゃん
秘書課の子が付き合ってる
そういうことになると中間さんにも迷惑が
そう感じていると前の方から司会の人の声がした
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ハル春(プロフ) - みぃーさん» コメントありがとうございます。みぃーさんのコメントを見て予知夢ですか？！と驚きました。これから少しだけその後をえがいていこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします (2019年12月25日 19時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 赤よりの虹色ジャス民さん» コメント返信遅くなってすみません。そう言ってくださりとても感激です！少しだけまだその後をこれからは更新していきますのでそちらの方も宜しくお願いします (2019年12月25日 19時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
みぃー - 淳太君、かっこよかったです。 続きまってま〜す!! (2019年12月18日 23時) (レス) id: 871bc41d1e (このIDを非表示/違反報告)
赤よりの虹色ジャス民 - 凄く面白かったです！淳太君がメッチイケメン過ぎてヤバかったです。感動のシーンは涙があふれました。 (2019年10月15日 10時) (レス) id: a08afc0a85 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 流智LOVE(智洋にデレ期？！)さん» コメントありがとうございます。最後まで完結したのですが正直私も寂しいなと思ってしまいます。またこれからも頑張っていきますね！応援ありがとうございます (2019年10月3日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年5月19日 2時
