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「…泣くなや、阿呆」
「っ、分からないから、怖いんですよ」
「……パーティーだってなった時普通のかなと思ったけど男女でペアを組んで座るってなった時どうしても
Aじゃないとダメなんやって思ったんや
どんな女が来ても、どんな奴が俺の横に来ようと俺の横は山崎Aだけなんやって。
帰ってくるのを知らせなかったのは驚かせようとしてたんや、ごめん。それに、あまり電話もメールも出来なかったから急に言うと迷惑かけるなと思って」
私の涙を拭く中間さんはごめんと言って私を慰めた。
その時ドアをノックする音が聞こえた。
「ドレスの試着を行いたいのですが大丈夫でしょうか？」
「はい！分かりました。
A…ごめんな」
中間さんは私の腕を引き立ち上がらせてくれた。
そしてドアを開けると女性スタッフの方が立っていてドレスを数着用意していた。
中間さんは通路で待ってると言って部屋を出ていった。
…私こういうの選べれないよ
色々と見ても着ても迷う
……んー
女性は私にブレスレットや色々とアクセサリーを付けていくがふと手を止め私の方を見てきた。
「お似合いですね」
「え、」
「彼氏さんなんですか？」
「ぁ、彼ですか？
…そう言われるのは初めてですね」
「？そうですか？？
…どこで知り合ったんですか？」
「会社の飲み会でしたね。」
「いいですね。
どんな彼氏さんなんですか」
「…大人ですよ。
敵わないなって思います。優しくて真っ直ぐな人ですね」
女性は笑顔で私の言葉を聞くとドレスを手に取り1着渡してきた。
「イメージ的にこちらはどうですか？」
「…？」
「白が基調としてあるドレスです。
そしてアクセサリーでブレスレットやネックレスを付けてみませんか？」
その考えなかったかも
そのドレスに腕を通す。
…釣り合えばいいな
少ししてドアを開けると通路の壁に背中を預けて中間さんが立っていた。
「っ、本当に待ってたんですか！？」
「………」
「…？あの」
「驚いた。綺麗やな」
「…ありがとうございます」
中間さんは私の言葉を聞いてふわっと笑うと私の手に優しく触れた。
そして、部屋の中にいる女性に声をかけていた。
「すみません。ありがとうございます」
「いえいえ、お似合いですねお二人」
「嬉しいです。
ありがとうございます」
恥ずかしい
顔が赤くなるのが分かる。
中間さんの手を強く握ると中間さんはそんな私を見て笑っていた
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ハル春(プロフ) - みぃーさん» コメントありがとうございます。みぃーさんのコメントを見て予知夢ですか？！と驚きました。これから少しだけその後をえがいていこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします (2019年12月25日 19時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 赤よりの虹色ジャス民さん» コメント返信遅くなってすみません。そう言ってくださりとても感激です！少しだけまだその後をこれからは更新していきますのでそちらの方も宜しくお願いします (2019年12月25日 19時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
みぃー - 淳太君、かっこよかったです。 続きまってま〜す!! (2019年12月18日 23時) (レス) id: 871bc41d1e (このIDを非表示/違反報告)
赤よりの虹色ジャス民 - 凄く面白かったです！淳太君がメッチイケメン過ぎてヤバかったです。感動のシーンは涙があふれました。 (2019年10月15日 10時) (レス) id: a08afc0a85 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 流智LOVE(智洋にデレ期？！)さん» コメントありがとうございます。最後まで完結したのですが正直私も寂しいなと思ってしまいます。またこれからも頑張っていきますね！応援ありがとうございます (2019年10月3日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年5月19日 2時
