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気づいたら外に出て走って彼らを追いかけた。
「待て！！」
呼び止め振り返った田原の腕から彼女を奪う
「っ、先輩！何を」
「はぁはぁ
俺が送る。お前らこの子を返さないつもりだっただろ」
あの時俺を見てふにゃっとした笑顔だったのは
「っ、はぁ、無理に飲ませんのは良くないで？田原」
緊張からほぐれたからだろう
走った為息が上がる
腕の中にいる彼女は俺の方を見た後グッと頭を俺の胸に押し付けてきた。
酔ってる
どのくらい飲んだんや？
「そんなやり方で女を取るのはおかしいで？
二度としないというのであれば今回の事黙っててあげるわ」
田原に向かってそう言うと田原はポソッと
「…あんたがその子を取るんだろ」
呟いた。
あいにく
「あってまだ少しの女を抱くほどの度胸はないわ。
抱かないから早う戻れ」
根性ないんで無理
田原はそれを聞いて戻って行った。
「…大丈夫？」
そして彼女を俺から離れさせると彼女は俺の目を見てフワッと笑った。
「…かっこいいですね」
「…誰が？」
「中間さん」
「……俺はかっこよくないわ。
ビビりやし、しかも周りには普通にしてるけどあんな飲みも近づいてくる人も皆嫌になる。
俺のこと何もわかってくれへんやんって」
何を始めてあった子に言うのか
そう声を出すと俺の方に手を伸ばしてきた。
？なんや
しゃがんでみるとポンっと俺の頭に手を置いて撫でる。
…？？ん
「あの、山崎さん」
「偉いですね。凄いですよ。我慢するって
中間さんは大人ですね。だって、自分のことは後回しにして他人を助けるんですから。
かっこいいです。
だから
自信を持って」
彼女は？タイプは
そんな話しやったら慣れてるのに
「っ、…ぁ、あの」
慣れてない
彼女の腕を離すと彼女はどこか楽しそう
酔ってるからかな
家もわからないからホテルを取ろうと歩く。
確か後ろにいるはず
「あ、」
「ん？っ！？危な」
振り返ると彼女は車道の方に倒れようとしていた。
躓いたんやな
腕を掴んで抱き寄せるとどこか楽しそうに笑ってる。
…ヒヤッてする
「…おい、危ない」
「中間さんー」
「…ん？」
「楽しかったですよ。お話し」
…なんやそんな事か
いや、もう話せないんかな
「…そうやな」
歩く歩幅を彼女に合わせて左手を離さないで歩く
ほんのり温かい手
彼女は何が好きなのかな
趣味はなんなんやろ
彼氏おるんかな？
楽しくなってきた
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ハル春(プロフ) - みぃーさん» コメントありがとうございます。みぃーさんのコメントを見て予知夢ですか？！と驚きました。これから少しだけその後をえがいていこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします (2019年12月25日 19時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 赤よりの虹色ジャス民さん» コメント返信遅くなってすみません。そう言ってくださりとても感激です！少しだけまだその後をこれからは更新していきますのでそちらの方も宜しくお願いします (2019年12月25日 19時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
みぃー - 淳太君、かっこよかったです。 続きまってま〜す!! (2019年12月18日 23時) (レス) id: 871bc41d1e (このIDを非表示/違反報告)
赤よりの虹色ジャス民 - 凄く面白かったです！淳太君がメッチイケメン過ぎてヤバかったです。感動のシーンは涙があふれました。 (2019年10月15日 10時) (レス) id: a08afc0a85 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 流智LOVE(智洋にデレ期？！)さん» コメントありがとうございます。最後まで完結したのですが正直私も寂しいなと思ってしまいます。またこれからも頑張っていきますね！応援ありがとうございます (2019年10月3日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年5月19日 2時
