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「よっ！出世頭」
「中間さんこのあとどうですか？」
「彼女いないんですか？」
疲れる
お酒のクラスを持っていてももう疲れてこれを落としたいとも思える。
しかも今日はちゃんとしたやつだからスーツのジャケットもちゃんと着なくてはならない。
あーあ
会話をキョロキョロと見てみるとふと一人の女性に目がとまった。
紺色のスーツを着た女性はなんやろ
どこか凛としてるというか他の誰とも話さず1人会場の奥にいた。
バッグを肩にかけグラスを持っているがどこか緊張してる感じ
…あの子秘書課やな確か
ようできる後輩がおってその子に色々と任せてしまうんや
�陲舛磴鵑�言っていたが多分その子やろ
近づいて話しかけると彼女はビクッと一瞬驚いた。
「こんばんは
何か飲む？」
「こ、こんばんは。
大丈夫、です」
「…どこ所属なん？」
「…秘書課です」
「また忙しいところやな
名前は？」
「…山崎です」
慣れてないんやろな
「山崎さんやね。
俺は営業課の中間です。」
そう名前を出すと少し驚いた感じで俺を見た。
他の人と同じなんやろな。
でも出た言葉は
「海外営業課ですよね？また大変なところですね。」
ちょっと他の人とは違った。
その後も話すことは違くて
「え？あの店行ったん？」
「はい、友人とですが美味しかったですよ」
普通の話し
仕事じゃないからか楽になる
もっと話そうとした時違う若い男に呼ばれて彼女は俺から離れていった。
…あの男確か総務課の田原だな
あの二人そんな仲なのか？
少し悲しくなったが社長や他の人と話しているとロビーの方で数名の奴らが集まっていた。
「？何してんの？」
「！？中間先輩」
「帰るんだったら受付の人に1度…」
ロビーの椅子に座っていたのはさっき別れた彼女だった。
「…どうした？」
「え、いや、あのー。お酒を飲ませて」
しゃがんで彼女の肩に触れると彼女は目を開け俺の方を見た。
眠そうな虚ろな目
「…山崎さん？」
「…？あれ、中間さんだ」
ふにゃっと笑う彼女を見て酔ってんなと思えた。
後ろにいる後輩の方を見るとコソコソと何か話してる。
「おい、お前ら」
「っ、先輩！俺が送りますよ。
責任取るんで大丈夫です」
責任取る
田原は俺の横を抜け彼女を1度前から抱き支えると立ち上がらせて腰に手を回して外へと出ていった。
これでいい
でも
どこか胸騒ぎがする。
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ハル春(プロフ) - みぃーさん» コメントありがとうございます。みぃーさんのコメントを見て予知夢ですか？！と驚きました。これから少しだけその後をえがいていこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします (2019年12月25日 19時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 赤よりの虹色ジャス民さん» コメント返信遅くなってすみません。そう言ってくださりとても感激です！少しだけまだその後をこれからは更新していきますのでそちらの方も宜しくお願いします (2019年12月25日 19時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
みぃー - 淳太君、かっこよかったです。 続きまってま〜す!! (2019年12月18日 23時) (レス) id: 871bc41d1e (このIDを非表示/違反報告)
赤よりの虹色ジャス民 - 凄く面白かったです！淳太君がメッチイケメン過ぎてヤバかったです。感動のシーンは涙があふれました。 (2019年10月15日 10時) (レス) id: a08afc0a85 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 流智LOVE(智洋にデレ期？！)さん» コメントありがとうございます。最後まで完結したのですが正直私も寂しいなと思ってしまいます。またこれからも頑張っていきますね！応援ありがとうございます (2019年10月3日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年5月19日 2時
