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どうにかしてお風呂に今入らせてるが
…俺今日はソファで寝るか
このまま俺がもつか分からないからな。
その前に寝室までAを送っての方がええよな。
寝室の方に行きドライヤーとかを準備していると髪の濡れたAが来た。
「…眠っ」
「寝んなよ。髪を乾かすから
ほら、ベッドに座って」
俺はドライヤー片手にベッドの端の方に座ったAの髪に触れ後ろから髪を乾かす。
お酒はこの子にとって魔の飲み物だ。
本性なのかなんなのか
よく俺に会うまで1度も男に引っかからずに過ごせたなと思う。
『かっこいいですね』
「…知ってる」
『…秘書課の山崎です」
「……」
初めて会った時の記憶が蘇る。
1人だった彼女に声をかけると少し警戒しながら俺に自己紹介してきた。
お酒を飲む彼女は少しずつ明るくなって。以前から知ってはいたがまさか酔ったら変わるとか知らなかった。
…危なっかしくてほっとけなくて
「中間さん」
「？ん」
物思いにふけているとAが声をかけてきた
「どうし…」
どうした？と声を出そうとしたら振り向いたAが俺にキスしてきた。
…え
「っ、ん、」
驚いて声がもれるとAは「かわいいですね」と言ってニコニコしてた。
なんや
こいつ！
「っ、酔っ払い」
「淳君」
「〜、このアホ
人の気も知らずに」
ドライヤーを床に置いて俺はAの体を押し倒した。
「早く寝ろ！酔っ払い」
「好きなくせにー」
「な…あぁ、好きだよ。
抱きたいぐらいだよ。
でもまだ怖いと思うから抱かないし、酔っ払いは抱かない主義や。
…分かったら早く寝な。…Aちゃん」
わざとそう言うとAは赤面しながら俺の胸を殴ってきた。
その腕を無理矢理つかみ彼女の上に馬乗りになる。
「…可愛ええな。ちゃん付けされた事ないから恥ずかしいんやろ？
それともなんや？
今そんな気分なん？」
「っ、意地悪！」
「大人なんでねAちゃんよりも」
「やめて下さい！ちゃん付け」
「…さっきより酔いが覚めてきたな」
キスする距離まで顔を近づけると一瞬だけビクッとなるのが分かった。
体は正直
「…嫌なら早く寝ろ阿呆」
「…しないんですね」
「……明日行ったら仕事休みで日曜に俺は帰るから無理はさせんよ。
せやから今日はもう寝よう。
遅刻は嫌やろ？」
そう聞くと頷くA
良く耐えた俺
眠るまでそばに居た後俺は静かに寝室を出た。
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ハル春(プロフ) - みぃーさん» コメントありがとうございます。みぃーさんのコメントを見て予知夢ですか？！と驚きました。これから少しだけその後をえがいていこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします (2019年12月25日 19時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 赤よりの虹色ジャス民さん» コメント返信遅くなってすみません。そう言ってくださりとても感激です！少しだけまだその後をこれからは更新していきますのでそちらの方も宜しくお願いします (2019年12月25日 19時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
みぃー - 淳太君、かっこよかったです。 続きまってま〜す!! (2019年12月18日 23時) (レス) id: 871bc41d1e (このIDを非表示/違反報告)
赤よりの虹色ジャス民 - 凄く面白かったです！淳太君がメッチイケメン過ぎてヤバかったです。感動のシーンは涙があふれました。 (2019年10月15日 10時) (レス) id: a08afc0a85 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 流智LOVE(智洋にデレ期？！)さん» コメントありがとうございます。最後まで完結したのですが正直私も寂しいなと思ってしまいます。またこれからも頑張っていきますね！応援ありがとうございます (2019年10月3日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年5月19日 2時
