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原山
その文字を見ると自分を抑えろと止めてしまう。
頼むから
「………くれ」
静かに呟いた言葉は口から発せられ俺の耳へと返ってきた。
…酷い男やな
器の小さい男や
写真に写るチョコは見たくないが美味しいと言っているAの文字を見ると無理だ。
家のベッドに寝転がると携帯が震えた。
見ると会社からで今度会議があるとのこと。
しかもそれが俺の誕生日
…まぁこの歳なって誕生日とかね…うん。
子供の頃と違くてただ過ぎていく日だからなぁ
まぁ誕生日は仕事して普通にご飯食べて寝てでいいか。
いつもの日を過ごせたらそれでええよ。
ネクタイを取りシャツを脱ぎお風呂場に行く。
早く風呂入って寝て明日に備えて
考えをもう会社に移そう。
原山の事は一度忘れろ。
頼むから
そうじゃないと俺が弱くなる。
「え、山崎さん居ないんですか！？」
「？はい。
私海外の方にちょっと」
「海外！？異動ですか？！どこに」
「いや、えっと」
明日行きますという時に原山さんに呼び止められ
明日飲みに行きましようと言われ断ったら今こうです。
「俺ついて行きます」
「いや、いいです。
あの、休みなので」
「いや、しかし」
どうしようこの感じ
なんて言えば
すると近くにいた小瀧君が私の所に来て話しかけてきた。
「A、行くぞ」
「あ、はい！」
「！？山崎さん」
「あの、しつこいですよ。原山さん
秘書課でも休みというのがあるんですから。
行くで、A」
小瀧君はそう原山さんに言っていた。
小瀧君
それは言い過ぎでは
そう思ったが助かったのは事実なので私は原山さんに頭を下げてその場をあとにした。
その日の夕方�霤弔気鵑�ら住所とかを教えて貰い明日に備えて早く帰ることになった。
プレゼントは決めていた。
「あの、お願いしていた山崎です」
「あ、山崎さんですね。」
それは名前が入っているペン
綺麗だな。
そして時計
時計は女物はいけないしな。
それらを持ち明日はキャリーケースを片手に行くのか。
どうか無事に着きますように
そして次の日は少しだけ曇りで長い飛行機の旅をどうにか過ごして無事にオランダへ。
さて、家を探すか
マップなどを活用して着いたの日が落ちてから
部屋には入れそうにないんで外で待つことに。
寒いな
時間は夜の9時
…飲みかな
でもまぁ
「待つか」
冷たい空気を肺に入れて呟いた
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ハル春(プロフ) - みぃーさん» コメントありがとうございます。みぃーさんのコメントを見て予知夢ですか？！と驚きました。これから少しだけその後をえがいていこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします (2019年12月25日 19時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 赤よりの虹色ジャス民さん» コメント返信遅くなってすみません。そう言ってくださりとても感激です！少しだけまだその後をこれからは更新していきますのでそちらの方も宜しくお願いします (2019年12月25日 19時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
みぃー - 淳太君、かっこよかったです。 続きまってま〜す!! (2019年12月18日 23時) (レス) id: 871bc41d1e (このIDを非表示/違反報告)
赤よりの虹色ジャス民 - 凄く面白かったです！淳太君がメッチイケメン過ぎてヤバかったです。感動のシーンは涙があふれました。 (2019年10月15日 10時) (レス) id: a08afc0a85 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 流智LOVE(智洋にデレ期？！)さん» コメントありがとうございます。最後まで完結したのですが正直私も寂しいなと思ってしまいます。またこれからも頑張っていきますね！応援ありがとうございます (2019年10月3日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年5月19日 2時
