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目が覚めたら消えてたかもって
肩にコツンっと頭を乗せてる�霤弔気鵑鮓�て自分の今置かれてる状況が普通ではありえない状況ではと困惑した。
ていうかどうしよう
な、何かした方がいいのかな
動かずピタリと止まって離れるのを待っていたら急に私から離れた。
「ご、ごめん！」
「あ、大丈夫ですよ」
「…何やってんねん。俺」
そして、頭を抱えてため息を出す�霤弔気�
心配して下さっているというのは分かる。
そして、それは凄く自分にとっては嬉しい
「ありがとうございます」
「え？」
「…嬉しいですよ？私は」
「…いや、消えたと思ったんやで？」
「あ、いや、プラス思考に取るとです。
こんな私を心配して下さる方がいるんだと思って」
慌てて訂正すると�霤弔気鵑六笋諒�をじーと見た後
窓の方を見ていた。
窓の方は少し赤く光っていてあと少しで太陽が沈むというのが分かる。
「これが沈んだら俺は帰る」
「え？」
「そう思いながらいつもここに来る」
何を言いたいんだろうか？
でも、窓の方を見てる彼は少しだけ何かを決断したような感じだった。
その次の言葉を待っていると�霤弔気鵑呂罎辰�りと背もたれにもたれて顔を手で隠し上を向いた。
「…今日は落ちてもここにおるわ」
「…え？」
どういうことですか？
そう声をかけようとしたら私の左手を優しく掴み引き寄せてきた。
「っちょちょ！？」
「早く治れ早く治れ」
そしてそのまま優しく抱きしめられた。
…なんか急展開過ぎて頭が回らない
ほんのりと伝わる温かさ
あまり長くはなかったけどすごく長く感じた。
少し経ちどちらからか離れると自然と目が合った。
「…あの」
「寂しい時とか電話してええよ？」
「え、」
「ここひとり部屋やん。
寂しいやろ」
「そ、そんな事ないですよ！」
「ほんまは？」
真っ直ぐにそう伝えられたら本心を抑えきれなくなる。
優しい声が耳に入り自分の心がグッと音を立てる
「さ、…はい」
「ははっ、諦めた」
「諦めます。」
「…電話してええからね？
俺はいつでも出たるから」
ゆっくりと髪を撫でるその手は心地よい
そしてこんな甘えに甘えていいのか？と思えてしまう。
まだ好きとも伝えてないのに
でもこの人は優しいから
それは無いだろう
伝えれる勇気があればもっといいのに
そうすればこの優しさの受け止め方も違うのかもしれない。
自分の弱さを憎みたくなった。
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作成日時：2018年9月22日 17時
