8 ページ9
「いらっしゃってどうしたんですか!?その傷」
「え、あぁちょっと階段から落ちて」
次の日いつものように喫茶店に行くと女性の店員さんが駆け寄ってきた
人に襲われて危うく殺されかけて
そして助けてくださったのが安室さんならぬ降谷さんとか口が裂けても言えない。
コーヒーをひとつ頼んで窓際の席に座りいつものように手話の参考書を出すと目の前にコーヒーと頼んでもいないのにたまごサンドが
「?たまごサンド」
「傷を早く治すためには亜鉛が一番いいんですよ。
傷の皮膚を治してくれます。卵にはその役割があるので現在試作中の商品ですけど」
声の主は降谷さんだった
いや、今は安室さんか
たまごサンドを手に取り口を少しだけ開けて食べる
口の中は口内炎や傷で痛いが
「…美味しい」
「え、ほんとですか!?」
「私はそんなにたまごーって主張してないので食べやすくて好きですよ?」
「なおすところは?」
「いや、このままで」
パクパクと食べている私と私の言葉に嬉しそうにしている安室さんを見てもう1人の店員さんは笑顔だった
「安室さん良かったですね!」
「はい、梓さんこれこのまま商品化いけるかもしれません」
梓さんっていうのかあの女性
…ニコニコしてて朝この人に会うとさぁ頑張ろうってなるんだよな。
って、私は誰目線で言ってるんだよ
たまごサンドを食べながらコーヒーを飲んでると安室さんは私の目の前に座って手話の参考書を取っていた
「あっ、」
「俣木さんって勉強熱心ですよね。
こんなに書き込んで覚えているんですから」
「何も無いからこそ何かを出来るようにならないといけないんです。安室さんには手話の先生でお世話になっています」
そう言って頭を下げると安室さんは笑って「先生はよして下さい」と言っていた。
そして、手話で『仕事?』と聞いてきた。
…これ
「はい、これから仕事です。
まだまだ新人なので書類まとめとかですが」
手話と言葉で伝えると安室さんは笑って
『嫌なものを押し付けられたりして』
と手話で聞いてきた
ご、
『はい、そうです』
ご名答
手話だけで伝えると安室さんは私の反応を見て参考書を閉じて私のノートにペンで何かを書いていた
?
「もう少し自信を持ってよし。
あと、スラスラと大きくするといいかもね」
「あ、ありがとうございます」
直すところ書いてんのかな?
そう思って書き終わったノートを見ると
「…え」
一目で電話番号だとわかった。
1747人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
♡ - もう見てはいらっしゃらないでしょうが、遅れて凄く素敵な作品に出会ってしまったのでコメントだけでもさせてください。途中まででもすごく楽しめました。ありがとうございました(;_;) (2021年11月22日 16時) (レス) @page36 id: 949488e612 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ウツボカズラさん» コメントありがとうございます!返信が遅れてしまいすみません。そう言って下さりとても嬉しいです(*´∇`*)更新が遅いですがこれからもよろしくお願いします (2018年7月15日 16時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ウツボカズラ(プロフ) - めちゃくちゃ降谷さんかっこいいいいいですどストライクです!!すてきな小説ありがとうございます( ;∀;)ぜひこれからもよろしくお願いします!!楽しみに読ませていただきます!!! (2018年6月3日 12時) (レス) id: ba7ef38af0 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ○○さん» コメントありがとうございます。そして、返信が遅れてしまいすみません。イケメンに書けているのか?といつも不安だらけで書いてます。これからも更新頑張っていきますね! (2018年6月1日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - シルビアさん» コメントありがとうございます。そして、返信が遅れてしまいすみません。降谷さんイケメンに書けてますか!?凄く不安だらけです。でも凄く嬉しいお言葉です。ありがとうございます (2018年6月1日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハル春 | 作成日時:2018年4月30日 0時