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…何を考えたんだろ私は
離れた後もそんなことが頭をよぎる
多分考えてはならないことを考えたような気が
すると降谷さんは私の家の前で停めるとシートベルトを外して私の方を見ていた
「…え」
「ん？なんかいじりがいがあるなぁとね」
「あ、遊ばないでくださいよ」
「遊んでませんよー。
Aさんは面白いなぁ」
あ、
ここで気づいてしまった
「…名前」
名前呼びになってる
初めは苗字だったはず
そう呟くと降谷さんは私に向かってニッと笑っていた
「口に出したくなる響きなのでね」
「意味わかりません…」
「分からなくていいんです」
そう言うと降谷さんは私の頭に触れてきた
…あんな喫茶店で細かい作業とかしてんのに
手は大きいなぁ
頭に感じる温もりにそう思いながら黙って考えた
「じゃあ、帰ります」
「そうですね。
少しぐらい危機感を持ってくださいね？」
「分かってますよ」
親か
心配性だな降谷さんは
車のドアに手をかけて開けようとしたら後ろから肩を掴まて降谷さんの方に引き寄せられた
「っ、」
「危機感持ってない。
…ほら、逃げられない」
「ふ、降谷さん」
「これが俺以外の男なら一発で捕まりますね」
そう言うと降谷さんはパッと離れた
厳しい言葉なのに
なのに
「…何も言わないと俺何かしますよ？」
「…っ、言えないんですよ」
「ははっ、可愛いこと言うんですね」
なんで逆らえないんだ
降谷さんは笑うと私の頬に触れて近づいてきた
え、なん
唇に触れるという時に私はグッと目をつぶって唇を強く閉じると鼻を掴まれた
「っ、んぁ！い、」
「に・げ・ろ」
「に、にえへまへん」
「…喰われますよ」
「…ん、なほと」
そんなことない
私が？
そんなことありえない
そう感じていると降谷さんは鼻から手を離して私の頬に手を当てて急に近づいてきた
え、何？！
手で口元を抑えようとしたら首に強い痛みを感じた
…っ、まさ、か
「っん、いっ！？」
唇にするのかと思ったら思いっきり首に降谷さんは歯を立てていた
痛い痛い痛い
「っ、痛い！」
そう声を上げると首から聞いたことない水っぽい音がした
多分降谷さんの口から発する音だ
降谷さんの肩を押して離れさせようとしてもビクともしない
逆に押すたび離れるかという風に降谷さんは首に痛みを強くする
「っ、ふ、るや…さん」
押してダメなら引いてみろ
私は降谷さんの首に腕を回していた
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♡ - もう見てはいらっしゃらないでしょうが、遅れて凄く素敵な作品に出会ってしまったのでコメントだけでもさせてください。途中まででもすごく楽しめました。ありがとうございました(；_；) (2021年11月22日 16時) (
レス) @page36 id: 949488e612 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ウツボカズラさん» コメントありがとうございます！返信が遅れてしまいすみません。そう言って下さりとても嬉しいです(*´∇｀*)更新が遅いですがこれからもよろしくお願いします (2018年7月15日 16時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ウツボカズラ(プロフ) - めちゃくちゃ降谷さんかっこいいいいいですどストライクです！！すてきな小説ありがとうございます( ；∀；)ぜひこれからもよろしくお願いします！！楽しみに読ませていただきます！！！ (2018年6月3日 12時) (レス) id: ba7ef38af0 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ○○さん» コメントありがとうございます。そして、返信が遅れてしまいすみません。イケメンに書けているのか？といつも不安だらけで書いてます。これからも更新頑張っていきますね！ (2018年6月1日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - シルビアさん» コメントありがとうございます。そして、返信が遅れてしまいすみません。降谷さんイケメンに書けてますか！？凄く不安だらけです。でも凄く嬉しいお言葉です。ありがとうございます (2018年6月1日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2018年4月30日 0時
