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女性が分かれば

「…しかも携帯電話変えてるとか……逃げたとしか」


なんで

…完璧に女性に2人とも騙されたような



今日の仕事を終わらせて1人またあの道を通っていると目の前に1人の男性がいた

…?

「?あの」

「あ、あの先程お電話しました。」

「…あ、もしかして根崎様ですか?」

「そうです!」

まさかの依頼主様が目の前に

でも待てなんでここに


黙って考えていると根崎さんは私の肩を掴んで答えてきた

「お願いします!あいつを字川を」

「っ!?ちょ、落ち着いて」

「あの男は酷いやつです!」

「しかし、女性での矛盾点が貴方と存在します!
字川様は女性が貴方といる所を見たと言いましたが
貴方は女性と居ないと言いました。

では、彼女は誰なんですか」

「そんなヤツは居ないさ

あいつの言葉など聞かず俺の方を」



急に声色が変わった根崎さんを見てゾッと背中に何かが走った

あ、


分かったかも


もしかして


「…貴方……隠してますね?

言えないことを」


1番考えないことを


すると根崎さんはピタリと動きを止めて下を向いていた

肩に手は置かれたままだが

携帯を開いた


一か八か


「…っ!」


一気に勢い任せに根崎さんから離れると私はそのまま走った


そして走りながら携帯を見る


番号、番号


「っはぁ、あ」


そして電話をかける


「っ、出て」


電話のコールがに2度鳴ると電話が出た


「もしもし?」

「っ、降谷さん!助けてください。


い、今、走ってます。

おとこ、が」


そう言うと降谷さんは一度言葉を発さなかったがすぐに「店に入ってきて」

と伝えてきた

み、店!?


待って店に入るってお客様とかお店の方にも


そう思ったがふと降谷さんには何か考えがあるのだろうと思いそのまま通すことにした


「っ

入る」


電話を握りしめたまま私は喫茶店の中に入ると降谷さんは私の手首を掴んで引き寄せ背中の後ろに私を隠すようにした

息が…

そして、すぐに根崎さんが入ってくると降谷さんは私を見えないようにしてから答えた


「…なんです?ここに何か?」

「はぁ、はぁ

女は?」

「女?…知りませんが」

「嘘つけ!」

「嘘?では、貴方のその嘘をついてる目はなんですか?

まさか



人殺し…とか?」


予想にしてた言葉だった

それを淡々と伝える降谷さん


この人の精神凄い


息を整えようとしながらも震えが出てきて


私は降谷さんの服を掴むことしか出来なかった。

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- もう見てはいらっしゃらないでしょうが、遅れて凄く素敵な作品に出会ってしまったのでコメントだけでもさせてください。途中まででもすごく楽しめました。ありがとうございました(;_;) (2021年11月22日 16時) (レス) @page36 id: 949488e612 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ウツボカズラさん» コメントありがとうございます!返信が遅れてしまいすみません。そう言って下さりとても嬉しいです(*´∇`*)更新が遅いですがこれからもよろしくお願いします (2018年7月15日 16時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ウツボカズラ(プロフ) - めちゃくちゃ降谷さんかっこいいいいいですどストライクです!!すてきな小説ありがとうございます( ;∀;)ぜひこれからもよろしくお願いします!!楽しみに読ませていただきます!!! (2018年6月3日 12時) (レス) id: ba7ef38af0 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ○○さん» コメントありがとうございます。そして、返信が遅れてしまいすみません。イケメンに書けているのか?といつも不安だらけで書いてます。これからも更新頑張っていきますね! (2018年6月1日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - シルビアさん» コメントありがとうございます。そして、返信が遅れてしまいすみません。降谷さんイケメンに書けてますか!?凄く不安だらけです。でも凄く嬉しいお言葉です。ありがとうございます (2018年6月1日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル春 | 作成日時:2018年4月30日 0時

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