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あの後降谷さんは普通に離れて1度私の頭に触れてから黙っていなくなった
幸い怪我はないので大丈夫だけど
なんか痛い…
外側ではなく内側の方が
謝ったほうがいいよね
いやでもなんて言って
数日後会社に行くためにいつもの道を歩いているとやはりあの喫茶店の前で足が止まった
…行かないという訳にはいかない
ドアを開けようとしたのと同時に向こう側からドアが開き
「…あっ」
「おはようございます」
降谷さんが出てきた
けど多分
「…おはようございます。安室さん」
こっちだと思った
挨拶をしただけでも今はきつい
そして、声のかけ方が分からず何故か足は後ろに下がって店をあとにしようとしていた
今、話したら
「待って下さい」
演じることは出来ないと思う
逃げようとした私の腕を安室さんは掴んでいた
グッと力が入っていて
でも優しい
「、ごめんなさい。
悪いのは私なんです。でも、言おうにもどっちで言えばいいのかって…わから、なくて」
掴まれた手を見ながら少しだけ自分が怯えてるのが分かった
言葉を繋げ繋げで言うと安室さんは黙って聞いていたが少しだけ真剣な声で話しかけてきた
「泣けばいい。
無理に隠すよりは良いし。
もしもの時は守ってあげるから」
「…ふっ、安室さん」
じわっと視界が霞んで声が漏れた
目元を手で隠そうとしてもぽろぽろと溢れてくる
泣いている私を見て安室さんは優しく腕を引いて店の路地の方へと移動して
「ここなら、いいかな」
そう言って私を優しく抱きしめてきた
背中をテンポよく優しくポンポンっと叩いて
クスクスと笑っていた
「Aさんは無理をし過ぎだなぁ。
俺の前ぐらいは普通にしてよ」
また…
「っ、降谷さん」
「ん？」
「なん、で。俺って」
「…内緒
僕が俺って言ってる時は来ていいよ」
「…っ来てって、何もしら、ないのに」
「電話でもなんでもだよ。
泣きたい時とか助けを呼びたい時とか」
降谷さんは落ち着いた口調でそう言うと泣き止んできた私の肩に触れて優しく離れた
「…ありがとうございます」
「いえいえ。
…この前は言いすぎた。ごめん。
でもこれだけは言わせて
君が怪我をしていたり…撃たれていたら
俺はあの男を殺していたかもしれない」
「……ぇ」
薄く声は漏れた
それはどういう
驚いてる私を見て1度微笑むと降谷さんは店の方へと戻っていった。
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♡ - もう見てはいらっしゃらないでしょうが、遅れて凄く素敵な作品に出会ってしまったのでコメントだけでもさせてください。途中まででもすごく楽しめました。ありがとうございました(；_；) (2021年11月22日 16時) (
レス) @page36 id: 949488e612 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ウツボカズラさん» コメントありがとうございます！返信が遅れてしまいすみません。そう言って下さりとても嬉しいです(*´∇｀*)更新が遅いですがこれからもよろしくお願いします (2018年7月15日 16時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ウツボカズラ(プロフ) - めちゃくちゃ降谷さんかっこいいいいいですどストライクです！！すてきな小説ありがとうございます( ；∀；)ぜひこれからもよろしくお願いします！！楽しみに読ませていただきます！！！ (2018年6月3日 12時) (レス) id: ba7ef38af0 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ○○さん» コメントありがとうございます。そして、返信が遅れてしまいすみません。イケメンに書けているのか？といつも不安だらけで書いてます。これからも更新頑張っていきますね！ (2018年6月1日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - シルビアさん» コメントありがとうございます。そして、返信が遅れてしまいすみません。降谷さんイケメンに書けてますか！？凄く不安だらけです。でも凄く嬉しいお言葉です。ありがとうございます (2018年6月1日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2018年4月30日 0時
