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興奮させないようにゆっくりと話しかけていく
「…昨日は何を食べましたか？」
「はぁ？コンビニ弁当だよ」
「お体に悪いですよ。
そこは白ご飯とお味噌汁と卵と言わなくては」
「うるせぇ！」
今はこの事態を忘れさせよう
隙を見て
その時パトカーのサイレンの音がした
「チッ、誰か呼びやがったな」
「…1つ聞きたいことが
人質をとった理由を教えて下さい」
「なんでだよ」
「私の考えですが
本当はお金ではなくて違うことが目的では？
例えば…誰かに言われてやったとか」
そう言うと男は私に拳銃を向けてきた
私は手を挙げて男の目を見た
「これ以上やっても何もなりません。
手を出さないで下さい。そうすれば貴方は早く帰ってきますから」
お願いを言うのと同時に外が騒がしくなってきた。
男に警察官が数名呼びかけている。
それでも男は黙って拳銃を私に向けている。
一か八か
「…誰に頼まれてるのか分かりませんが
そこまで警察から逃げる覚悟があるのであれば私を撃ちなさい」
「…は？」
「どうした…根性無しなんですか？」
警察が入れるすきを見つけ
人質を無傷で逃がすのは
「さぁ、引き金を引きなさい」
私が犯人の意思を握ること
腕を掴んで私の頭に拳銃を当てた
男は驚いた表情で私を見ていた
そして、男の後ろの窓から警察官が数名こっちを見ていた
…まだ
「ねぇ！ここから早く出しなさいよ！」
その時主婦の女性が大声で叫んだ
予想にはしてなかったがその場の空気が一瞬驚き犯人も驚いて女性の方へ視線を向けていた
今だ
私は拳銃を持っている手に抱きついて拳銃を落とそうとした
それと同時に警察官が銀行の中へと入ってきた
お願い、
「っ！？離せ！！」
誰も怪我をしないで
次の瞬間男は私の肩を押して私の方へと拳銃を向けてきた
…大丈夫
「…私なら」
誰も死ななければ
そう頭によぎった時だった
犯人の後ろから誰かが腕を掴み押し倒していた
…あ
「逮捕」
「…降谷さん」
誰にも聞こえない声が口からこぼれた
呆然と部下の人なのか分からないが指示を出している降谷さんをただ眺める事しか出来なかった
降谷さんは少し経ってから保護された私の所へと来た
…あ
「…降谷…さん？」
「……死に急ぎか君は」
お、怒ってる
その怒りが雰囲気からも分かり自然と体が逃げようと後ろに下がろうとしたら
「逃げるな」
そう言って私の右手を掴んできた
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♡ - もう見てはいらっしゃらないでしょうが、遅れて凄く素敵な作品に出会ってしまったのでコメントだけでもさせてください。途中まででもすごく楽しめました。ありがとうございました(；_；) (2021年11月22日 16時) (
レス) @page36 id: 949488e612 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ウツボカズラさん» コメントありがとうございます！返信が遅れてしまいすみません。そう言って下さりとても嬉しいです(*´∇｀*)更新が遅いですがこれからもよろしくお願いします (2018年7月15日 16時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ウツボカズラ(プロフ) - めちゃくちゃ降谷さんかっこいいいいいですどストライクです！！すてきな小説ありがとうございます( ；∀；)ぜひこれからもよろしくお願いします！！楽しみに読ませていただきます！！！ (2018年6月3日 12時) (レス) id: ba7ef38af0 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ○○さん» コメントありがとうございます。そして、返信が遅れてしまいすみません。イケメンに書けているのか？といつも不安だらけで書いてます。これからも更新頑張っていきますね！ (2018年6月1日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - シルビアさん» コメントありがとうございます。そして、返信が遅れてしまいすみません。降谷さんイケメンに書けてますか！？凄く不安だらけです。でも凄く嬉しいお言葉です。ありがとうございます (2018年6月1日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2018年4月30日 0時
