9 ページ9
薄暗い部屋だからこそ
相手の表情が見えなくて
なんて声をかけていいのか分からない
少し肌寒いため丁度いいポカポカ加減だが
一向に離れる気がしない
貴方:「…あの」
津田:「あ、悪い」
声をかけるとすぐに離れた
なんて声をかけたら
貴方:「……私は貴方を好きになりません
だから、思ったことや悩みとか嫌なことがあったとか話して下さい。
っ、話すと心が落ち着きますから」
何を言ってるのか
だけどどこか話し相手が必要なのではと思ってしまった。
ここまで話してくれるのは多分
貴方:「私は、貴方をそんな目で見ませんから」
本心を分かってあげようとした人がいなかったから
すると津田さんは一瞬驚いたが1度ため息をついて「わかった」と答えた
私が
出来ることはこのぐらいだから
コーヒーを一口飲む津田さんを見て私は何故か嬉しく思った。
先輩:「えぇ!?あの後何も無かったの?」
貴方:「は、はい」
次の日の会社は昨晩の事を聞かれるばかり
何も無かったのか?といえば嘘になる
でも本当に迷惑はかけられないし
何もやましいこともしていないから
社長と会うことは少ない私にとって会うことは非常に珍しい。
だから、無いだろう
もう
すると先輩が資料を届けに行くと言って部所を出ていった
女性:「あの人さ社長のこと狙ってるかもね」
「そりゃあ、独身貴族の社長なら懐に入りたいだろうよ」
世間の目は凄く嫌な気持ちにさせた
その言葉達から目をそらして聞かずにパソコンと向き合っていると後ろからトンっと肩に手が置かれた
?
津田:「はかどっているな」
貴方:「…社長」
なんで?
すると先輩が私にニコニコしながら言ってきた
先輩:「社長がこの資料作った人に会いたいって言ってきたから来たのよ」
待って
この資料作ったの私って知らないはず
なのに
貴方:「…まだまだです」
津田:「そうか?俺は好きだけどな。
写真の位置とか文章表現とか」
貴方:「まったく下手くそですよ。
先輩方に聞かないと分からない部分とかあります。
…まだ」
何に意地を張るのかわからないがそう言うと津田さんは私の右腕に触れて呟いた
津田:「頑張ってる。
だから、無理はしないように…分かったか?」
貴方:「…分かりました」
こんな会話他の人から見たら嫌な風に捉えるだろうな
そして津田さんは私の言葉を聞くと部所を後にした。
200人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男性声優」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
綉 - ここの台詞も行間隔あけてはどうでしょうか? 行間隔が詰まっているとまじで読みにくいので。。。 (3月21日 2時) (レス) id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - とここの台詞 貴方:「はい」 津田:「夜済ませた?」 貴方:「近くのコンビニでちょっと」 津田:「ははっ、なるほどー。……部屋行っていい?」 (3月21日 2時) (レス) @page30 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - 津田:「…言うな」 貴方:「酷い…人。 私は………好きになるんじゃなかった」 (3月21日 2時) (レス) id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - 物語読んでいて思ったのですが。。。 30のここの台詞 津田:「○○←名前…それ以上下がるな」 貴方:「なんで」 津田:「…俺が…後悔する」 貴方:「…幸せになればいい。私は庶民だから無理です。っ、……社長…最後に伝えていいですか?」 (3月21日 2時) (レス) @page30 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - ここの台詞も行間隔あけてはどうでしょうか? 行間隔が詰まっているとよみにくいので。。。 (3月21日 2時) (レス) id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハル春 | 作成日時:2018年3月19日 23時