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津田:「必要最低限ってやつか」
貴方:「ホテルなので汚せないじゃないですか」
居たのは津田さん
何かあるかなぁ
部屋の備え付け冷蔵庫を開けてお茶のペットボトルを一本出す
貴方:「飲みます?」
津田:「それAのじゃん」
貴方:「いいですよ」
まだ開けてないし
そう言って目の前に座ってる津田さんの前に置く
…水でも後で買ってくるか
そう思いながら窓の外の景色を見ていると頬にふわっと冷たさが来た
貴方:「冷たっ」
津田:「飲まないよ。でもありがとね」
貴方:「飲んでいいんですよ」
津田:「ん?うんん。
…さっきさ海でAが俺の事社長って言った時終わったと思ったんだ。戻って来ないかもって」
…え
さっきの海
そう考えるとたしかに私は言った。
あれは、身近に居ないということでそう呼んだんだと思う
すると津田さんは私の腕を掴んできた
津田:「…やっと我慢しなくて済む」
貴方:「我慢って何に」
津田:「お前に触れること」
…我慢って触れてる事多かったと思うけど
そう思ったが次の瞬間違うことを知った。
津田さんは私の腕を掴んだまま隣にあったベッドに押し倒した。
津田:「…首見せて」
首
私は恐る恐る頷くと起き上がってベッドの上で正座した後津田さんの方の首の後ろを見せた。
何するんだろうか
そう考えた瞬間首の後ろに少しだけ熱を帯びた何かが触れた。
そしてそれは触れては離れるを繰り返した。
貴方:「っ、んん」
津田:「…上の服……脱いでごらん」
わかった。
今触れてるの唇だ
私は息を大きく吸うとゆっくり上の服を脱いでいった。
ダメだ
津田さんが触れる度に私の皮膚は暑くなっていく。
これ…何?
津田さんは私の体が前の方に倒れないように肩に手を置いて背中に口付けた
貴方:「っ、はぁっ」
津田:「A、我慢しろ」
貴方:「む、…駄目、」
火傷の一番酷かった場所だと思うところに唇が触れた瞬間私の体は前の方へ倒れた。
ベッドのシーツが唇にあたる。
ヒヤッとしたシーツが私の体温を下げてくれる。
上をちらっと見ると津田さんが私を見ていた。
あぁ
貴方:「…愛して…ます」
咄嗟に出た言葉は本当に心からの言葉だと思う。
津田さんはそれを聞くと1度驚いたがすぐに自分の顔を隠すかのように手を当てて答えた。
津田:「お前…無い時に言うなよ。」
意外に律儀
そしてちゃんと相手を気遣うところ
そこも合わせて全てが好きなんだ。
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綉 - ここの台詞も行間隔あけてはどうでしょうか? 行間隔が詰まっているとまじで読みにくいので。。。 (3月21日 2時) (レス) id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - とここの台詞 貴方:「はい」 津田:「夜済ませた?」 貴方:「近くのコンビニでちょっと」 津田:「ははっ、なるほどー。……部屋行っていい?」 (3月21日 2時) (レス) @page30 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - 津田:「…言うな」 貴方:「酷い…人。 私は………好きになるんじゃなかった」 (3月21日 2時) (レス) id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - 物語読んでいて思ったのですが。。。 30のここの台詞 津田:「○○←名前…それ以上下がるな」 貴方:「なんで」 津田:「…俺が…後悔する」 貴方:「…幸せになればいい。私は庶民だから無理です。っ、……社長…最後に伝えていいですか?」 (3月21日 2時) (レス) @page30 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - ここの台詞も行間隔あけてはどうでしょうか? 行間隔が詰まっているとよみにくいので。。。 (3月21日 2時) (レス) id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル春 | 作成日時:2018年3月19日 23時