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貴方:「………?」

?:「久しぶりに会うと忘れるかな?」

貴方:「…っ!?」

その声で気づいた

この人


貴方:「しゃ、え?」

津田:「あ、覚えてた。

津田です」

社長じゃないですか


な、なんでここに

驚いていると社長は私の手を掴んだ


え、

津田:「ちょっとおいで」

そして私を連れて外に出ていた


貴方:「あ、あの」


津田:「あの中だと二人うまく話せないからなぁ。

坂木さんであってる?」

貴方:「は、はい」

津田:「下の名前は?」

貴方:「Aです」

津田:「Aさんか。」


外の空気は冷たくて夏にしては寒いと感じた


ホテルの前の道は様々な人が通っている

社長がお偉い人だとバレないか冷や冷やする

すると社長は私が少しだけ周りを気にしてるのを見てか笑っていた

貴方:「わ、笑わないでくださいよ」

津田:「いや、ごめん。

そんなに気にするなら考え方を変えればいいと思うよ」

貴方:「え?」

津田:「社長じゃなくて津田って考えたら変わると思いますが?」

貴方:「っ、無理難題突き付けないで下さい」


しゃ、ではない。
津田さんは反論した私を見て笑いながらホテルの壁に背中を預けていた

息をはぁーと吐いている津田さんを見ると凄く社長っぽくないと思えた

貴方:「…苦手なんですか?」

津田:「ん?」

貴方:「こういう集まり」


壁から少し離れた街灯の下でそう聞いてみると壁の所にいた津田さんがははっと笑いながらポケットから何かを取り出していた

…電子煙草かな

あの形は


何も言えなくて手に持ったバッグの方を見ていると携帯が震えてるのに気づいた

貴方:「ぇ、」

急いで取り出ると先輩からでわいわいと声が聞こえる中、先輩は焦った声だった

先輩:「坂木さん!どこのいるの?」

貴方:「ぁ、今」


その時携帯を当ててない方の耳に声が聞こえた


津田:「少しだけ酔ってしまってベランダの方にいます」


貴方:「…ぇ」


津田:「どうした?」


津田さんは私の目を真っ直ぐに見てきていた
私はそのまま携帯の方に声をかけた


貴方:「っ、ちょっと体調が悪くなったのでホテルのベランダに」

先輩:「ベランダ?!

あぁ良かったー。連れ去られたのかと思った。
体調良くなったらおいでね」

そう言って電話は終わった

…なんだろう


電子煙草を口に付けようとしている津田さんを見てふと


この人を知ると自分は危ないかもという考えが出てきた


津田さんは口にそれを付けると私の方を見てふわっと笑っていた

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- ここの台詞も行間隔あけてはどうでしょうか? 行間隔が詰まっているとまじで読みにくいので。。。 (3月21日 2時) (レス) id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
- とここの台詞 貴方:「はい」 津田:「夜済ませた?」 貴方:「近くのコンビニでちょっと」 津田:「ははっ、なるほどー。……部屋行っていい?」 (3月21日 2時) (レス) @page30 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
- 津田:「…言うな」 貴方:「酷い…人。 私は………好きになるんじゃなかった」 (3月21日 2時) (レス) id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて思ったのですが。。。 30のここの台詞 津田:「○○←名前…それ以上下がるな」 貴方:「なんで」 津田:「…俺が…後悔する」 貴方:「…幸せになればいい。私は庶民だから無理です。っ、……社長…最後に伝えていいですか?」 (3月21日 2時) (レス) @page30 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
- ここの台詞も行間隔あけてはどうでしょうか? 行間隔が詰まっているとよみにくいので。。。 (3月21日 2時) (レス) id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル春 | 作成日時:2018年3月19日 23時

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