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同じ舞台に立つ方がいい
って
それは何を意味しているのか分かってるのかな?
社長という肩書きが消えるということなのに
意味わからない人を好きになったな
そう思いながら仕事をしていると後ろからこんな言葉が聞こえた
女性:「社長許嫁がいらっしゃるらしいわよ」
女性:「えぇ!?そうなの」
…噂
だけどあってるし
何も言わずに仕事を続ける
周りは結婚するのかな?とか言っていた
許嫁の人羨ましいねとか
…私は何を考えてんの?
苦しいよ
すると喉が熱くなる感じがした
え、
急いで給湯室へと行く
何かがせり上がってきそうだった
でも大丈夫
水を一口ので息を整えていると先輩がそこに来た
先輩:「大丈夫?なんか凄い勢いで走っていったからさ」
貴方:「…大丈夫です」
先輩:「大丈夫って、体調悪そうよ?」
そう言うと先輩は私のおでこに触れてきた
…あ、冷たくて気持ちい
先輩:「熱あるじゃない」
貴方:「…」
先輩:「今日はもう帰ってゆっくりしなさい。
疲れが出たのよ」
優しいな
こうして先輩の勧めもあり
お言葉に甘えに帰ることにした
久しぶりにこんなにゆっくり出来るな
ベッドに体を沈めると眠気が襲ってきた
…疲れ
目を閉じると目の前は真っ暗で何も無かった
ゆっくり出来たのは今日までだったんだと思う。
次の日無事に熱は下がったので行くと会社内は驚きの声で溢れていた。
先輩:「えぇ!?社長!結婚ですか!?」
津田:「まだ決まってない」
女性:「でもお相手の方は凄く美人な方なんですよね!」
何がなにやら
ことは急に進むしついていけない
そんな会話の中を通り過ぎていつものように過ごそうとしていると目の前に津田さんは来た
津田:「昨日、体調を崩してすぐに帰ったというのをあとから聞いた。…大丈夫か?」
貴方:「大丈夫ですよ。元気です。
それよりも社長ご結婚おめでとうございます」
津田:「まだ決まってない。
それに俺は」
貴方:「流れに逆らうんですか。
……誰も望んでいない」
自分でも驚く程に傷つく言葉を社長にぶつけていた
そして横を通り過ぎて離れていくと後ろから「クソっ」と呟く声が聞こえた
私だってあんな言葉言いたくなかった
なのに口から出た
まるで本心のように
すると後ろから大きな声が聞こえた
津田:「お前はそれでいいのかよ!」
貴方:「……」
足を止めて聞いたが…何も答えることができなかった
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綉 - ここの台詞も行間隔あけてはどうでしょうか? 行間隔が詰まっているとまじで読みにくいので。。。 (3月21日 2時) (レス) id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - とここの台詞 貴方:「はい」 津田:「夜済ませた?」 貴方:「近くのコンビニでちょっと」 津田:「ははっ、なるほどー。……部屋行っていい?」 (3月21日 2時) (レス) @page30 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - 津田:「…言うな」 貴方:「酷い…人。 私は………好きになるんじゃなかった」 (3月21日 2時) (レス) id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - 物語読んでいて思ったのですが。。。 30のここの台詞 津田:「○○←名前…それ以上下がるな」 貴方:「なんで」 津田:「…俺が…後悔する」 貴方:「…幸せになればいい。私は庶民だから無理です。っ、……社長…最後に伝えていいですか?」 (3月21日 2時) (レス) @page30 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - ここの台詞も行間隔あけてはどうでしょうか? 行間隔が詰まっているとよみにくいので。。。 (3月21日 2時) (レス) id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル春 | 作成日時:2018年3月19日 23時