Forever Young ページ21
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「おはよう」
そう声をかけると、本日の主役はとても驚いた顔をしてこちらを見た
ジョンファン「……
「うん、起きて1分で来たよ」
そう言ってグッと親指を立てると、流石だなこのヌナ、と呟かれた
多分、いや絶対に褒められていない
「あぁ〜朝ごはん作りたかったのに、、」
ジョンファン「ヌナが昨日ちゃんとアラームかけて寝ないから」
「なんで起こしてくれなかったの!」
ジョンファン「あ、そうくるんですね」
冗談で拗ねたふりをしてみると、もう慣れたのかさらっと躱された
昔はアタフタしながらも必死に慰めてくれたのになあ
ま、うちのマンネはいつだって可愛いけど
久しぶりに目にする真っ黄色の制服を身に纏った彼
去年の自分の卒業式が懐かしい
ジョンファン「ヌナと同じクラスだったらどうなってたんだろ」
そんなことを彼が急に呟くので
「ジョンファニが一緒だったら、もっと楽しくなりそうだね」
思ったことをそう素直に伝えると
ジョンファン「…あ〜このヌナはほんとに、、」
そう言って頭を抱えてしまった
「照れてるの?」
ジョンファン「照れてません」
即否定された
……あ、そういえばあれ忘れてた
「ジョンファナ!まだ行かないよね?!」
ジョンファン『行かないよ〜』
呑気に日本語で答えながらネクタイを締めている末っ子に、ちょっと待ってて!と伝えて部屋を後にした
自室に戻り、お目当ての物を探す
「…あった」
綺麗にラッピングされた某ブランドの物
後に出るコンテンツで渡すみんなで準備したプレゼントとは別に、自分一人でこっそり買っておいた物
大事に手に取り、急いでジョンファンがいる部屋へと小走りで向かった
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のっぽ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいております!・男・03・アイドル設定希望です! (3月8日 0時) (レス) @page12 id: fe58987ea2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:young | 作成日時:2024年1月9日 2時