illness ページ48
ジュンギュ中心のお話
Aが風邪をひいた
宝石箱からの付き合いの俺には初めての事で、何もできない自分が嫌になる
ヨシ『じゃあ俺そろそろ行くけど、なんかあったらいつでも連絡して』
『うん、ありがとう』
韓国人の俺には聞き取れない日本語で話す二人
国籍も母国語も違うから仕方ないと思う反面、Aが話すことを韓国語でも日本語でも理解できる日本人メンバーが羨ましい
コンコンズの中で一番Aと会話を交わさないのは俺
それは決して不仲だからとか嫌いだからとかではなく、単に二人ともインドアで自分から絡みに行くタイプじゃないから
普段はそう思えるのに、なぜか今日はそう思えなかった
ヨシ「……ジュンギュヤ、俺の話聞いてる？」
ジュンギュ「…ごめん、ぼーっとしてた」
ヨシ「俺今から会社行かなきゃいけないから、Aの看病お願いね」
ジュンギュ「あー、うん。わかった」
答えたは良いものの、姉も妹もおらず、まともに誰かの看病もしたことない俺が一人でAの看病なんてできるんだろうか
ヨシ『A、行ってくるね』
『いってらっしゃい』
Aに声をかけたヨシは��Aをお願い��とでも言うような目配せを俺にして、宿舎を出ていった
「………オッパ？」
ジュンギュ「…あぁ、ごめん。どうした？」
「いや、なんか今日静かだなぁと思って」
ジュンギュ「そんな事ないよ笑 ほら、早く寝な〜」
「
心配だからそばにいると言ったが、大したことないし何かあったらすぐ連絡するからと言って聞かず
結局俺が諦め、Aの部屋を出た
一時間後
ジュンギュ「A〜？様子見に来たよ〜…」
一応声をかけながら入ったが、案の定Aは寝ていた
ジュンギュ「冷えピタって貼る向きとかあるのかな」
自問自答しながら慣れないながらも冷えピタを張り替える
俺の独り言のせいか雑音のせいか、Aが目を覚ました
ジュンギュ「ごめん、うるさかったよね」
「ううん、わざわざありがとうオッパ」
ジュンギュ「一旦熱計ろっか」
ピピピ
ジュンギュ「何度だった？って、え、39℃？え？」
「オッパ、あのさ」
ジュンギュ「本当にただの風邪？！救急車呼ぼうか？！！」
「いや、だからこれは」
居ても立ってもいられず、慌ててヨシに電話をかける
ジュンギュ「ヨシヤ！！！！Aが！！！」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 710人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
young(プロフ) - もんさん» コメントありがとうございます。早速書き直させて頂きました。ご指摘ありがとうございました🥲 (2023年2月11日 20時) (
レス) id: bcef9ba0d3 (このIDを非表示/違反報告)
もん(プロフ) - お話素敵でした！ですが21ページ目のキジョリンのハングルの方がキジョランになってました。 (2023年2月11日 3時) (レス) @page11 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：young | 作成日時：2023年2月7日 3時
