6話 夢主視点 ページ9
シノア隊との任務から数日、上から、主に暮人からの質問攻撃をかわしつつ生活している。
今日は休暇だ。
さて、訓練のやりすぎもよくないし、今日は羽を伸ばすぞー!
そんなこと考えつつ、外にでた。
「…あれ、何だろ?」
なんとなく視界に入った自宅ポストに、目を留めた。
昨日はなかった手紙が、入っている。
差出人は…不明か。宛名は…?
シェリア・レー、とフルネームで刹那の名前が書いてあった。
家に入り、自分の中にいる刹那に話しかける。
手紙が来てるよ、というと、僕に?と怪しんでる。そりゃそうか。
少ししたら刹那が出てきた。
貸して、と言うから、はい、と渡す
封を開け、手紙を読む刹那。読み終わると、私に渡してきた。
「君も読んどいて」
「…分かった」
渡された手紙を読む。と、驚きのあまり、え!?と声を上げてしまう。差出人にも驚いた。
ていうか、この手紙の内容だともうすぐじゃ…。
すると3回ほど玄関のノック音が聞こえ、刹那がドアを開ける。
「やぁ、久しぶりだね」
「えぇ、そうね」
お邪魔するわ、といいナチュラルに家に入ってきたこの子、吸血鬼第三位始祖の、クルル・ツェペシだ。
一緒にいる子は誰だろうか。目は青いが吸血鬼なのか。一体クルル・ツェペシは何の用なのか。
とりあえず、襲ってはこなさそうだ。
サナが持ってきてくれた紅茶を飲みつつ、刹那とクルル・ツェペシが話してる。
クルル・ツェペシってアレだな、クルルちゃん、でいいか。
一緒にいる子は百夜ミカエラ、というそうだ。ミカエラ君は長い、ミカ君にしよう。
あれ、百夜ってことはもしや…?
「ねぇ、百夜優一郎、って君の家族?」
「優ちゃんを知ってるの!?」
うおう、食いつきがすごい。胸ぐら掴まれかけた。
どうやら、ミカ君と優君は同じ孤児院で育った家族、何だと。
「前にシノア隊と撮った写真あるけど、見る?」
「…うん」
写真を見たミカ君に、優ちゃんを利用してるのか、と聞かれた。答えはもちろん、違う、だ。
刹那とクルルちゃんはまだ話してるようだ。
(何でミカ君来たの?)
(…クルルがついてこいって言ったから)
(そうなんだ)
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作者名:空音ルナ | 作成日時:2016年4月7日 21時