1話 夢主視点 ページ4
はい次、その声を合図に踏み込んで、
ふっ、と短く息を吐きながら、刀を振り下ろす。
またしても指2本で挟むように止められる。
「まだだ、まだ“軽いよ”」
その言葉とともに浮き上がる体。
そして_____
投げられた。しかも思いっ切り。
「いぃっったぁあ〜!!」
「無様だね」
無様って…でも無傷だ、手加減してくれてる。
ガチャッと音がして、家の中からサナが出てくる。
タオルを持ってきてくれたようだ。
汗を拭きつつ、空を仰ぐ。今日も快晴だ。
少し休憩をしてる合間に時計を見る。確か、午後から会議だった筈だ。
そろそろ準備しなきゃ。
…面倒だなぁ。何て思いつつ、刹那との修行を終え、会議の準備をしていった。
「あー、終わった!」
会議が終わり、誰もいないことを確認してぐぅぅ…と体を伸ばす。
グレンみたいに途中で抜けることができたら、楽なんだけどさ。
さて、晩ご飯は何だろな〜♪
今日はサナが作ってくれるから楽しみ!
思わず笑みがこぼれる。
「なんかご機嫌だね、どうかした?」
「いやー、晩ご飯が楽しみでさ」
ん?この声は。
振り返ると、やはり深夜だった。
「サナが作ってくれるんだよ〜」
「いいな〜、サナちゃん料理上手だもんね〜」
そういや、サナが多めに作ったので誰か誘ってきて大丈夫とかいってたな、よし。
「家くる?」「いいの?」
いいよ、と返すと嬉しそうな反応をしてくれた。サナに感謝だな。
「ただいまー」「こんばんはー」
「お帰りなさい!あ、こんばんは!」
サナに深夜のことは話してあるけどな、っとちょっと心配になったりしたけど大丈夫みたいだ。
勿論あの事は深夜に話してあるため、少し緊張気味だった様だがもう打ち解けてる、良かった。
テーブルに料理を運んで席につき、手を合わせる。
いただきますの声がそろった。
(美味しいね〜)
(ありがとうございます!)
(ありがとね、サナ)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
13人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:空音ルナ | 作成日時:2016年4月7日 21時