第１７話 ページ17
・
「なるほど。
紹介が遅れました。私は彼の同級生の
ぺこっと刑事さん２人に頭を下げる。
訊いといて名乗ってなかったわ……不覚。
「あとさっきから思ってたんですが工藤くんって探偵なんですか？」
そう言えば、高木刑事どころか新一まで驚いて詰め寄ってきた。
「し、知らなかったのかい？！
彼は結構有名だよ？！新聞にも出てるし！」
「Aおまえ知らなかったのかよ！」
「し、知らなかったですね……」
新聞取ってないしね……。一応知らない設定にしたのだがここまで驚かれるとは。
私の言葉で伊達さんが笑い出した。
「同級生にも知られてないたぁまだまだだな！
まあ探偵もいいが危ないことには首突っ込むなよ」
もう一度新一の頭をぐしゃっと撫でて、高木刑事を連れて去って行った。
なんでも今日はお忍びだったらしい。本当にお疲れ様です。
「にしてもA、俺のこと知らなかったのか」
「うん。けどこないだの件で納得いったよ。
無駄に知識豊富なことに関してもね」
「あれは……本当ごめん」
あれとは当然３日前のケンカ(？)のことだ。
よく考えれば探偵だって知らなきゃ「なんだコイツうぜぇ」で終わってたわな。もう金輪際だわ。
知っててよかった。うん。
お忘れかもしれないが、今私たちは登校中である。
チラッと腕時計を見れば、時計の針がヤバい方向を向いている。
これは走らねば間に合わんな……。
すうっとあどけない声色で、私は探偵さんに尋ねてみよう。
「さてさて、探偵さん。今は何時ですか？」
「え、…………？！ やべぇ走るぞA！」
「いえっさー」
時計を見てから慌て出す名探偵。
こういうところはやっぱり高校生だなぁ、なんて。
彼の背中を追いかけながら、ぼんやりとそんなことを思った。
＊ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー＊
こんにちは、紅葉です！
この度、お星さまが真っ赤になりました！
お気に入り登録、評価なさってくれた方々、本当に
ありがとうございます！
まさか勢いで作った作品がこんなことになるとは……そして更新してた作品の記録をあっさり抜いてしまうとは……(つまり自作品でいちばん)。
少し時間軸がズレてしまっていることに関しては
謝罪申し上げます。
これからもこの作品をよろしくお願いします！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2111人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫苑(プロフ) - 待ってマジか、、、月城ってwうちのファミリィ―ネェーム((リアル名字なんだが、、、ウケる（真顔） (5月31日 6時) (
レス) @page1 id: 3aa754953d (このIDを非表示/違反報告)
#P - ずっと、求めていた小説が見つかりました…！！！ 大好きだぁああ！！ (2022年6月14日 23時) (レス) @page34 id: 9b79f8fc8c (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - ザックの嫁さん» レスが遅れてすみません。コメントありがとうございます。まだ救済まで至っていませんが…頑張りますので見守っていただけると幸いです。コメントありがとうございました！ (2020年1月8日 13時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
ザックの嫁 - 救済とか……… 大好物じゃないの！！ (2019年12月15日 14時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - ラムさんさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！やっと更新しました……おまたせしました！これからも維持できるよう頑張ります！ (2019年5月4日 22時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅葉 | 作成日時：2019年1月24日 23時
