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story71 ページ35
Aside…
翌朝、私は壊れた家の前に来ていた
貴「うわ、落ち着いて見るとかなりひどいな」
昨日はとにかく驚いててよく見てなかったけど
いざ片付けようと目の前に立つと、家がほとんど原型を留めていないことに気付く
とりあえず学校で必要な物と、服、生活必需品･･･
朝、先輩たちが貸してくれたカバンや段ボールに荷物を詰めていく
あとは携帯の充電器と･･･
適当に辺りを探っていると、奥の方に黒い小さな箱が落ちているのに気がついた
貴「あんなの、家にあったかな？」
全く見覚えがない
母さんが持ってたのだろうか
手を伸ばして何とか手繰り寄せた
中には綺麗なネックレスが入っている
リングをチェーンに通した感じのネックレス
別にオシャレに興味がある訳でもないし
特別綺麗な物が好きな訳でもない
ただ、何となくその箱を段ボールの中にいれた
貴「んーこんなものかな」
元々そこまで物を持っているわけでは無いので、片付けは意外と早く終わった
携帯で時間を確認する
10時30分か･･･
微妙な時間だな
午後からは藍ちゃんがお祝い会を開いてくれるそうなので、適当に時間を潰そうか
ちょっと早いけど、ボーダーの食堂でご飯にしようとボーダーに向かった
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作者名：悠于 x他1人 | 作成日時：2017年9月29日 5時
