Ｃ級のE組生徒ですが、何か？【2】 (ページ25)

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Aside…

林「お、丁度ウチの隊員が支部に着いたみたいだ」

信号待ちの間に、スマホをいじっていた林藤さんが言った

貴「玉狛支部には何人くらい隊員がいるんですか？」

気になったので聞いてみた

Ｃ級だった時は支部のことなんて聞いたことも無かったから想像もつかない

林「んー隊員は7人かな、あとオペレーターが1人」

貴「そうなんですね」

なんというか、こう、意外と・・・・

林「意外と少ないだろ？」

思ってたことを言い当てられて驚いた

林「でもな、ウチは少数精鋭派なんで」

( -`ω-)✧とキメ顔をしながら言う林藤さん

今日はこの光景をよく見るなw

少数精鋭、か

私からは最も遠い言葉だと言っても過言ではない

貴「でも、私なんかがそんな支部に入れてもらって大丈夫なんですか？」

林「子供はそんな心配するなよw」

私の問いに一瞬驚きながらも、林藤さんは笑って答えた

殺せんせーと同じような、人に元気を与える笑い方

大人だからといって、必要以上に拒絶していたのかもしれないな････

林「まぁ、元から来るってわかってたしな(ﾎﾞｿｯ」

林藤さんがボソリと呟いた

元から、わかってた？

貴「それって、どういう」
林「着いたぞー」

私の言葉を遮るように林藤さんが言った

車から降りるとそこには

大きな建物が川の中にそびえ立っていた