生徒Aの私は高嶺の花に恋をしたようです【second】

65.姫抱きで保健室へ ページ24

え、待って待って嬉しすぎる。

いや告白してきて理由はどうであれ付き合ったのに一瞬でフった私が言うと、すっごい鈴音くんに失礼なんだけど。


どうしよ、この喜びを誰かに伝えたい！！









あれ、私って友達全然いないじゃん。

咲桜さんだけだな。うん←


仕方がないから探してやるか！！((


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



「はぁ、はぁ…」


いや、何処だよ。
いつも生徒会のあいさつ運動とかなんとかで早く来てるクセに…!!

サボりか←


「すぅーはぁー」


よし、もうひとっ走り行ってくるか←
5分も走れないからすぐ休憩するけどネ←


おーい。咲桜さーん。

朝で人が少ないとはいえ叫ぶようなことはしなくないからね。
心の中で呼んどく。


「ぅぉわ！？」

「おっと」


ｺﾞﾌｯ
めっちゃぶつかったんだけど。


「…えw」

「あ…」


やだぁ、少女漫画みたぁい♡♡
まさか不二くぅん()が来るとは思わなくてぇ、声出しちゃったぁ♡
嫌われたかなぁ？♡♡


「怪我はないかな？」

「大丈夫ｯｽ」

「良かった」


そう言って走っていった不二周助( ˙-˙ )
なになに、

「ごめんよ、怪我はないかい？ああ、尻もち着いちゃったね。僕が保健室へ運んであげるよ( • ̀ω•́ )✧」

って姫抱きで保健室に連れて行ってもらうの期待してたのに！？



…まあ、彼女いるもんねー(棒)
私なんかにしないよねー(棒)
可愛くないしねー(棒)

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