63.恋をしてるアナタに贈る ページ22
「あっそうそう!この本読んで!」
「え?"恋をしてるアナタに贈る"?何コレ?何で私に?」
「だってA、鈴音と別れようとしないじゃん。だからコレ見たら何か変化あるかなーみたいな?w」
あっ(^-^)
「いや、気持ちは嬉しいけども。私たちが付き合ってる理由知らないでしょ?だから読んでも変わらないと思うよ。」
「まあまあ。読むだけでいいから。はい!私これ渡したくて急いで帰って来たんだから、持ってって!」
という事でほぼ強制的に渡された本。
ポエムが書かれてるらしくて…。
まあ、国語の参考になるかな←
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夜。
「やる事ないし読むだけ読んでみようかな…」
暇だから読むんだよ。暇だから。
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うーん、いいのばっかだけど心にグッて来るのはないかなぁ…。
ペラッ
「…!!」
"サッカーゴールの前にゴールキーパーがいてもシュートを打つように、片想いの相手に彼女がいても諦めちゃいけない。"
なんか…前言撤回、かも。
すごくウルってきた。
そっか、諦めちゃいけないのか。
脅しが怖いからって、私の気持ちを押し殺してまで付き合う事ないよね。うん。
あ、なんかポエム読んだだけなのにめっちゃやる気出てきた((
明日、鈴音くんにちゃんと『別れよう』って言おう。また脅されても伝わるまでちゃんと言おう。
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ふじりんご(プロフ) - Le-caさん» ありがとうε-(´∀`;)ホッ 頑張る! (2019年10月11日 18時) (レス) id: 42d7d11660 (このIDを非表示/違反報告)
Le-ca(プロフ) - 最新話よかったよ〜?更新しないからやや心配してたけど熱は仕方ないね!これからも頑張って! (2019年10月10日 20時) (レス) id: 0ae78945e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふじりんご | 作成日時:2019年9月26日 19時