45.信用したくない ページ3
「あの」
えっ
昼休みいきなり話しかけられるとかついてない…というか昼休みに人と話すの久しぶりだわ←
…ボッチじゃないよ。
「何ですか」
「崎浦Aちゃんだよね？」
「はあ。」
私ってそんなに有名人だっけ
「周助くんと仲がよかったから…」
「…で、要件は？ないならどいて欲しい」
周助くん…ねぇ？
ホントに彼女ってワケか。
なに、嘲笑いに来たの？
「あっ、あのね、知らなかったらいいんだけど…周助くんの好きな食べ物を教えて欲しいんだけど…」
「なんで私に聞くの？」
ファンの子たちの方が知ってそうじゃん…まあ、聞いたところで睨まれるだけだと思うけど
「ファンの子達に聞いても教えてくれなくて…だから、あなたしか宛がないの…お願い！」
すげぇ…本当にファンに聞いたんだ。
天然なのかな。
それともただのバカか。
「ごめん、知らない」
「っ…そっかぁ…ありがとう…」
嘘。
本当は知ってるけど
不二周助が辛いものが好きってことを…ね。
でも、恋のライバルにそんなこと教えるわけないじゃん？
私はそんなにいい人じゃないんでね。
それじゃあ屋上に食べに行こうかな…
「あっあの！」
「…？」
「よかったから、友達になってくれないかな」
なに言ってるんだ、この子。
私を探してたなら、私が一人でいることが多いって分かるだろうに。
それに、友達は咲桜さんで足りてるし。
「ごめん、そういうの興味ないから」
「え…あ、ごめんね」
それに、この子みたいに純粋に見える子に限って裏切られたりするじゃん？
だからあんまり人を信用したくないんだ。
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ふじりんご(プロフ) - Le-caさん» ありがとうε-(´∀｀;)ﾎｯ 頑張る！ (2019年10月11日 18時) (
レス) id: 42d7d11660 (このIDを非表示/違反報告)
Le-ca(プロフ) - 最新話よかったよ〜？更新しないからやや心配してたけど熱は仕方ないね！これからも頑張って！ (2019年10月10日 20時) (レス) id: 0ae78945e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふじりんご | 作成日時：2019年9月26日 19時
