56.手遅れ ページ15
不二side
「周助くん！遅かったね、どーしたの？(* ' ' )」
「友達と長話しちゃった。ごめんね、お弁当食べようか。」
「うん！」
この間、やっと高井さんの家へ行き、お義父さんと会ってきた。
高井さんが男を連れて来たってことで喜んでたから、取り敢えずは良かったと思う…。
今更だけど、やっぱり自分の気持ちを無視してこういうことするの嫌だなぁって。
でも、高井さんは喜んでる。それにもうお義父さんにあってしまった。｢佳代は勉強は出来ないが容姿と性格はいいから宜しく頼んだよ、不二くん｣とまで言われてしまう始末。
わかる、もう手遅れなんだ。
「おーいˊᵕˋ)ﾉｼ」
「ん、ああ、大丈夫だよ笑」
「周助くんがくれたサボテン、すごくいい感じでね！もしかしたらもうそろそろ咲くかなぁって！」
「え、すごいね。初めてなんでしょ？」
あ、良かった。サボテンの話なら得意だ。
凄いな…最初僕はなかなか上手く出来なかったから。
「植物図鑑買ってもらったり、ネットで調べたり、おばあちゃんに聞いたりした！咲いたら写真撮って送ってもいい？」
「うん。もちろん。楽しみにしてるよ」
こういう話をするのは楽しいのになあ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふじりんご(プロフ) - Le-caさん» ありがとうε-(´∀｀;)ﾎｯ 頑張る！ (2019年10月11日 18時) (
レス) id: 42d7d11660 (このIDを非表示/違反報告)
Le-ca(プロフ) - 最新話よかったよ〜？更新しないからやや心配してたけど熱は仕方ないね！これからも頑張って！ (2019年10月10日 20時) (レス) id: 0ae78945e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふじりんご | 作成日時：2019年9月26日 19時
