Ｎｏ．５８ ページ22
A「あーのー？口軽すぎなんですけど？
なーにが、『他の奴らにいうつもりは無いからさ』ですか？
なめてんの？あ��？」
黒尾に箸を突きつけてそう言う。
行儀が悪いとか、そんなの関係ないんで。
此処にいるのは、身元バレしてる黒尾先輩と孤爪先輩、素性バレしてる月島君がいる。
それに、木兎先輩には、「心から笑ったほうが楽しいぜ！」と言われる始末。
赤葦先輩にも「何かあったら、頼ってね」と言われているし。
というわけで、この場にいる全員に素性バレしているのである。
だから安心安全、というわけではない。
何処で誰が聞いているのかわからないんだから。
A「罰として、月島にケーキ奢って下さい」
月島「やったー。A、黒尾さん、ありがとうございマス」
黒尾「Aとツッキーが虐める！」
素で話したら、月島とは仲良くなった。
この場にいる全員とは、何故か意気投合。
まあ、元々性格が男勝りなので。
致しかたが無いだろう、というか諦めてます。
A「じゃあ、私は呼ばれているんでいきますね。
食器は自分達で洗って下さい」
そう言って席を立つと、台所に立って自分が使った食器を洗う。
みんなはまだ食べている、というか食べないで話しているため、片付けはまだかかりそうだ。
私は食器を全部洗い終え、手を拭いて食堂を後にした。
A「……楽しかったな」
素で話せるのは、本当に楽。
話していてとても楽しかった。
でも……。
A「国見……」
ぽつりと呟く。
なんで、視線合わしてくんなかったのかな？
私やらかしたかな？
国見だけには嫌われたくな……って、私なに思ってんだろ。
なんで、国見には嫌われたくないわけ？
国見だって他の人とおんなじだ……けど……
国見『A』
A「！」
……同じじゃない。
私にとって、国見は大切な存在なんだ。
もう、後戻りできないほどに。
A「マジか……」
その場にヘナヘナとへたれこむ。
……私、国見のこと好きだったんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 651人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あまね(プロフ) - しらふくであってると思います‥ (2021年2月11日 23時) (
レス) id: 352eb5c0f7 (このIDを非表示/違反報告)
なちゅまろ氏(プロフ) - 夢花 ゆめいろ星（スター）の夢花（仮）さん» こんなに熱く語って頂いたのは初めてで、とっても嬉しいです！続編を放置気味にしてますが、ここまで熱く語って頂いたのでめちゃ張り切って書きますね！本当にありがとうございます！応援大変嬉しいです！オールは身体と相談して行って下さいね(*^^*)ｗ (2018年4月4日 16時) (レス) id: 05d9494c58 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 ゆめいろ星（スター）の夢花（仮） - まあ、長話はこの辺にしておきますね。本当にありがとうございました！！！すっごい元気出ました！眠気なんて吹っ飛びました！←何気に此奴オールしてやがるw 続編もこの後見させてもらいます！（ギガが減らないくらいに…（遠い目）←小説好き((では、長文失礼！ (2018年4月4日 6時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 ゆめいろ星（スター）の夢花（仮） - ろうって思いましたよ本当。そして作者からの「で、す、が。まだここで終わりません（笑）」見たとき続編のこと忘れててめちゃ喜びましたwあ。あと、これまだ占ツク完全にインしてないのでコメント返信きても通知が来ません。なので、後日また見させてもらいます。 (2018年4月4日 6時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 ゆめいろ星（スター）の夢花（仮） - やめておきますw占ツクの「探す」で「いい子ちゃんをやめた私は、正式なマネージャーです。」を見つけて初めから読んだのですが、ここまでいい作品に出会えるとは！！しかも最終話？読んだのが夜中から明け方というなんとも絶好のタイミングでして。もうね、めちゃ頑張 (2018年4月4日 6時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なちゅまろ氏 | 作成日時：2017年11月19日 17時
