ぶりっ子ならぬ、いい子ちゃんの私はマネージャーです。２【青葉城西】

Ｎｏ．４８ ページ11

ご飯をよそい終え、マネージャーもご飯を食べれる頃になった。

あとは、セルフでやるらしい。
確かに…ずっと台所にへばりついていたら、ご飯も食べれないしね。


国見「こっち」

A「あ、うん」


わいわいと騒がしい食堂から、青葉城西が座っている席を探していると、国見が席を立ち手を挙げてくれた。

ご飯などが置かれているお盆を持って、国見のほうへ向かうと、そこには青葉城西の選手がひとかたまりになっている。


松川「お、やっときたね。
国見がずっと待ってたよー。ここ、座りな」

A「では、お隣失礼しますね」


松川先輩にそう言われ、国見の隣に座った。

手を合わせて「いただきます」と言い、お米に口をつける。
ご飯よそい係だったから、ずっとたべたかったんだよね。


A「てか、他校のマネージャーさん可愛くない？
私、あの子達の隣に並びたくないんだけど」

国見「現実と向き合え。つーか、塩キャラメル食べたい」

A「言うと思った、はいどーぞ」

国見「流石、わかってる」


国見に塩キャラメルをあげる。

すると、すぐに喜んだ。


及川「やっぱりさ、２人って仲良いよね」


及川先輩がパスタを頬張りながら言う。
その口元にはソースがついていて、岩泉先輩が無言で拭いていた。

何この、熟年夫婦感。


花巻「及川に言われても、説得力ねぇな」

金田一「そっすね」


花巻がそう言うと、金田一も笑いながら賛同する。

金田一可愛い。
可愛いから、唐揚げプレゼントしておいた。



その後は、ご飯を食べ終え、各自自由時間となった。

国見や金田一は皿洗いを。
私は明日の打ち合わせ。


それが終われば、私は可愛いマネージャーさん達がたくさん集まる部屋に行き、眠りについた。


雀田「……Aちゃんの寝顔をグルチャに送ったら、めっちゃ横流しにされてる」

清水「……烏野のグルチャにもきてるよ」

白福「Aちゃん可愛いから人気だね」

谷地「とっても優しいかたですよね！」


という話をされているのも知らず。

朝起きたら、国見からモーニングコールをされたから驚いた。

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