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No.4 ページ4

嫌なことは、すぐにくる。
あるあるだよね。

テスト2週間前ってすぐに終わっちゃう気がしない?
テストの期間は長く感じるのにさ。


松野「A、一緒に帰らない?」


未羽がいつものように話しかけてきた。

いや、こっちも帰りたいのは山々なんですが…。


A「ごめん、日直の仕事があって。
今日は違う子誘って帰ってもらえる?」

松野「わかった。じゃあ、仕事頑張って!」


未羽はそう言って、手を振りながら帰って行った。

本当にいい子だわ。
素でいい子って本当に得だよね。

私なんて、造ったいい子ちゃんなのに。


みんなは月曜日ということもあって、部活が無いからすぐに帰って行った。

あーあー、今日はスーパーの特売日なのに。
絶対、あのマイペースセンター分け男子を呪ってやる。


______ガラッ

みんながいなくなったのに、いきなり教室の扉が開いた。


A「!?」


そこにいたのは、私に日誌を押し付けて颯爽(さっそう)と帰って行った張本人が。


国見「うわ、ガチでぼっちでやってんじゃん」


国見は馬鹿にしたようにそう言う。

その瞬間、頭の中で『カチンッ』と鳴ったのがわかった。


A「はあ!?てめぇが押し付けてきたんだろーが!


……やべ、素出た」


気づいた時には遅し。

ついに堪忍袋(かんにんぶくろ)の緒が切れた私は、ガッツリ素で怒鳴っていた。


国見は目を丸くしている。

やべぇ、やらかした。


国見「ふっ……はは……あはははっ!」


すると、国見がいきなり笑い出した。

え、コイツ大丈夫なの?


国見「やっと本性出したね、いい子ちゃん。

いっつも笑顔で気持ち悪かったんだよね」


うっわ、コイツ気づいてた。

ムカつくわー。
センター分けのクセに、めっちゃイヤラシイ笑顔浮かべてんだけど。

誰だよ、コイツのこと『天使!』とか言ってた奴。
悪魔じゃねーか。


国見「日誌押し付けたのは悪いと思ってるよ。

でもさ、そうでもしないとお前が教室でぼっちにならないじゃん。
ぼっちにならない限り、こんな話できないしね」


そう言って、国見はいつも通りに机に座った。

そして、私の書きかけの日誌をひったくった。


A「え、まだ書いてる途中なんだけど」

国見「は?1人で書かせるとでも思ってたわけ?
俺、そこまで鬼畜(きちく)じゃないから」


そう言って、国見は(ちゃっかり私のペンを使って)さらさらと日誌を書き始めた。

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なちゅ。(プロフ) - キルアさん» ありがとうございます!松野はこれから活躍してくれるんで、今後も楽しみにして頂けると嬉しいです! (2017年11月27日 15時) (レス) id: 05d9494c58 (このIDを非表示/違反報告)
キルア - 松野ちゃん好きw更新楽しみにしてます! (2017年11月27日 15時) (レス) id: e4b26041ab (このIDを非表示/違反報告)
なちゅ。(プロフ) - にゃむさん» ありがとうございます。では、引き続き7画で書かせていただきます! (2017年11月17日 23時) (レス) id: 05d9494c58 (このIDを非表示/違反報告)
にゃむ(プロフ) - 7画であってると思いますよ (2017年11月17日 21時) (レス) id: 4d532d48c5 (このIDを非表示/違反報告)
なちゅ。(プロフ) - プリフラさん» ありがとうございます!頑張りますので、これからもこの物語をよろしくお願いします! (2017年11月17日 6時) (レス) id: 05d9494c58 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なちゅまろ氏 | 作成日時:2017年11月4日 18時

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