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センラ視点

 俺は浅黄栓羅、17歳、二級術師。



 東京都立呪術高等専門学校二年。



 ニセモンの身分証明書を使ってカジノの中に入り、俺は女装してバチバチに決まっているうらたんと一緒に動いてた。



浦「…坂田の奴、サボってんな…。」



『うらたん、声。』



浦「お前が女装するか?」



『…すんませんでした。』




 横目で睨まれて、思わず目を逸らしてグラスを軽く振る。




う「……飲むなよ、未成年は飲酒禁止だ。」



『分かっとるって。』



 カジノに来ているとは言え未成年、酒は飲めない。



 何でみたいよな〜…酒。




 そんな事を考えながら、近くに一人で立って居た人に話し掛ける事にする。



『Would that be all right?』
(少し宜しいでしょうか)


客「You're pretty young. Are you on vacation with your partner?」
 (アンタかなり若いな。彼女とバカンスに来たのかい)



『That's about it. You too?』
(そんな所です。貴方もですか)



客「It's the same as you.」
 (君達と同じだ。)



 男の人は若いとも言えないし年老いて居るとも言えないイケオジ風味を醸し出して居る。




 後、話し掛けた後で気が付いたけど、この人何か小さなやつに取り憑か…。



『って、お前か‼︎』




?「きゅ〜?」



ガッ




『ったぁ!』



 うらさんにヒールで足を踏まれ、思わず声を上げてしまう。



う「ん…んんン…。」



イケオジ「?」



 この○野郎の所為で俺がうらさんに怒られたやんけ!



 男の足下で首を傾げて居る○野郎を見下ろすと、首を傾げてうらたんの肩に戻って行った。



 ○野郎事、うらたんの使い魔のやまだぬき。



 やまだぬきは事ある毎に俺の事を邪魔して来て…。



 ほんっま腹立つわ〜。



浦「I'm sorry about this idiot.」
 (この馬鹿が失礼しました)



イケオジ「I don't care. Don't worry.」
 (構わない、気にしないで欲しい)


 この人イケメンやなぁ〜。



 うらたんが裏声で話し、イケオジは微笑んで頷く。



 そんな横で、俺はグラスを返して水を取って飲むと、炭酸水で顔を顰めてると、さかたんがスタッフルームに入って行くとこが見えた。



 今日こそ有力な情報持って来いよ〜。



 坂田んに念じてたら○野郎が噛み付いて来て、取り敢えずうらたんが見てない内に、さっき置いたグラスに入ってる酒を飲ましておく。



 …これで良し。

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作者名:ララ(ランタ) | 作成日時:2022年7月5日 15時

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