3話 ページ5
月島side
『今、買い物に来てたの。』
ほら、と手に持っていた荷物をAさんは僕に見せた。
「まだ仲がよかったんですね。」
『うん、私達一緒に暮らしてるし。』
…え。
「え」
「え?」
『え?これ言ってよかったんだよね?』
「いいんじゃねぇの?別に。」
ちょっと、驚き過ぎて声が出ない。
え、2人で?同居って事ですか。
木兎さんもどうしてそんな平常なんですか。
「まさかお二人がそういう関係だったとは知りませんでした。」
『え!?違うわよ!そういうんじゃなくて!』
え?
「赤葦と黒尾もいるぞ!」
「赤葦さん達もいるんですか?」
「おう!そーだぞ!」
「ちょっと待ってください。ちょっと整理がつかなくて…。」
「えー!だからー!」
『木兎。整理つかないって言ってるでしょ。月島、時間ある?ちょっと話さない?』
それからはAさんと木兎さんと結構話した。
木兎さんはまだバレーを続けているみたいだし、赤葦さんと黒尾さんとも仲良くやってるみたい。
けど、木兎さんがとんでもない事を言い出した。
「ツッキーも一緒に住まね?」
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作成日時:2016年8月12日 16時