ふぃふてぃー ページ8
『なんか、ペガサスくんと2人になる確率多いよね』
「い、言われればそうだな、かなりの多さでAと2人になっているな！」
『少し気になるんだけど、なんでペガサスくんは残ったの？』
「……それは、」
え、なんで詰まってる！？
何もしかして気むずかしい話になる？聞いちゃいけない質問だった！？
『こ、答えづらいくらい重い話だった？なんかごめん…』
「いや、そういう訳では___む？」
彼の視線を辿り、僕はワンダーステージの入口に向かった。
なんと女の子がしゃがみこんで泣いていた。
近寄って、女の子と同じ目線になるようにしゃがみ、口を開いた。
『…ねぇ、キミ。何かあった？』
「あのね…おもちゃ…、壊れちゃって…」
プリキュアのステッキ。キラキラと光って音が鳴るやつだ。
『…それは悲しいね…
あともうひとつ困ってるよね…家族とはぐれちゃった、とか』
「…！うん…ママとはぐれて、…こわいよぉ…」
途中でぽろぽろと涙をこぼし始め、僕はしゃがむ体制から膝を着き、女の子を優しく抱きしめた。
『よしよし、大丈夫だよ。僕がいるから。
あ、あなたの名前は？』
「桜はね…桜っていうの！6歳！」
自分を名前呼び。可愛い。
『桜ちゃんね。僕はA。あとね、そのステッキ、僕に貸してくれるかな？』
「Aお姉ちゃん、直してくれるの？」
『うん、前みたいにしたげるよ。
その間は…あ、ペガサスくんだ！』
「どうした！！」
ちょうどよくペガサスくんが入口に来たのを見て思わず名前を叫んだ。
『僕がこれ直してる間、桜ちゃんと遊んであげてよ。』
よっこらと抱き上げてペガサスくんに渡した。
「フッフッフ、スターたるものこれくらいやってのけるぞ！」
『頼もしいね、じゃあ宜しく！桜ちゃんちょっとまっててね！』
「うん！ありがとうお姉ちゃん！」
純粋な笑顔に心を射抜かれながらステッキを握ってステージ裏に走り、親御さん探しもしないといけないだろうと思い、脳内は慌ただしかった。
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しろみぃ(プロフ) - ヒヅキさん» ありがとうございます〜！！笑って頂けたようで何よりです笑(？)頑張ります！！ (2021年11月1日 22時) (
レス) id: 02d7799d85 (このIDを非表示/違反報告)
しろみぃ(プロフ) - ニアさん» もう泣きそう…友達が羨ましすぎて死んじゃう…運営さんちょっとだけでいいから休んで欲しいな(切実) (2021年11月1日 22時) (レス) @page24 id: 02d7799d85 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヅキ(プロフ) - 唐突なコ○ンネタ吹きましたwwwいつも応援してます、更新頑張ってください！ (2021年11月1日 0時) (レス) @page24 id: 3cf9ad0fa4 (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - 今回のみずきさん、外して石飛ばしました☆ガチャ禁させてくれない運営さんや… (2021年10月31日 22時) (レス) id: 3c15ece54c (このIDを非表示/違反報告)
しろみぃ(プロフ) - ニアさん» なんだと…なんでこんなに運が悪いんだろう私は…泣 (2021年10月31日 22時) (レス) id: 02d7799d85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろみぃ* | 作成日時：2021年9月25日 21時
