30話 ページ31
マサイside
…ふう。
思わず出てきてしまった…
冷たい態度取ったせいでみんな気悪くしてないかな
今日だけ、お詫びにコーラを奢ろう。
ズボンのポッケに手をかけると、
マサイ「あれっ、財布…」
寝る時に邪魔だったから出したのか…
何も買わずに戻るのもなあ…
マサイ「…ついてない。」
『まっ、マサイ!財布!』
マサイ「A…!じゃなくて、スイマ…」
スイマが財布を片手に走ってきた
『もう、財布忘れるほど喉乾いてたわけ?』
はい、と肩で息をしながら渡してくれた
なんだか申し訳ないことをしたな
マサイ「悪い、わざわざ。ほら、寝起きに男同士のあんな所みてびっくりしてさ」
『ああ…あれには俺もびっくりした…』
なんだかスイマの頰っぺが赤く染まっている気がする
走ってきて暑くなった?
…それとも、シルクのことが好き?
いかんいかん、なんでもそういう風に考えるのは良くない。
ふたりは男、恋愛感情なんてあるわけない
『ねぇ、何買うの?』
マサイ「……」
って言ったって、同性に恋をすることはおかしい事じゃないし
もしかしたらスイマだってそうなのかもしれない
そうなったら…
応援するべきなんだろうか……
『なあって、聞いてる?』
マサイ「っへ、あ、ごめん…何?」
『やっぱ疲れてんだな、早く部屋戻ろ。』
マサイ「別に疲れてねーよ、ちょっと考え事してただけ。ごめん、話聞いてなくて」
『そう?…でも、あんま無理しないでね。倒れられたら困るし』
……それって、
『シルクも心配する。』
…やっぱり俺には、応援するという選択肢しか残されてないみたいだ
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*緑茶*(プロフ) - 美留玖さん» コメントありがとうございます!かっこよく書けてるか心配だったのでそう言って頂けると嬉しいです(笑) (2018年3月1日 0時) (レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
美留玖 - あぁ〜・・・。マサイが///カッコいい///続きすごく気になります!!更新頑張って下さい!!応援してます♪ (2018年2月24日 0時) (レス) id: 2cb8ac12c6 (このIDを非表示/違反報告)
*緑茶*(プロフ) - 凜ネコみゃあおさん» コメントありがとうございます!頑張ります! (2018年2月11日 12時) (レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
凜ネコみゃあお(プロフ) - 頑張ってくださいね (2018年2月11日 11時) (レス) id: 1fb76055e1 (このIDを非表示/違反報告)
*緑茶*(プロフ) - ななさん» 楽しんでいただけて嬉しいです、頑張ります! (2018年1月24日 6時) (レス) id: 74f7a6cfac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*緑茶* | 作者ホームページ:
作成日時:2016年6月24日 21時