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信じれない者 ページ6

柳《あ、伝えてないことがありました。》




黒「それはなんだ?」



柳《新しい審神者がそろそろ本丸につく筈です、
私が選んだわけではないので…最悪の場合追い出して下さいね。》




大広間は騒然とし、
淡々と皆が殺気だっている。





黒「…よし!それならば俺が審神者を徹底的に相手をしよう。
それなら我慢出来るか?」



三「…わかった、それで我慢しよう。
すまない、そして頼んだ。」



黒「あぁ…!頼まれた!」




ギィィと耳障りな音が本丸に響く、
すると唯一短刀で生き残っている薬研藤四郎が入口の門に向かって走って行く。





一「あっ!こら薬研!待ちなさい!」




一期一振が手を伸ばすも機動が早く届かない。




黒「待て…俺が追いかける。」




一「ですが!貴方様は明らかに太刀、
短刀の薬研に追い付く筈が」




黒「否、俺は箱入りだが足が早いのが自慢なのだからな…
追い付いてみせるさっ!!」




黒「(俺の機動は本霊なのも含めて69…分霊だと…その半減くらいか)
さぁて…鬼ごとをしようじゃないか…!」




一「待っ」




一期一振が止める前に黒漆剣は太刀とは思えぬ機動でかけて行った。
勿論大広間は無言になり大半の者が顔が引き攣っていた。







その頃門の前では………






?「私は秋桜(あさ)…私は秋桜…(ここはブラック本丸…真名を言ったらお終いだ)
よし!覚えた!ってあれは…」



何だろうと秋桜が言う前に目の前に一人の少年が小さな刀を所持し、
こちらに走ってくるではないか。
切られる!!と思った秋桜は目を固く閉じる。




桜「(私…もう…ここで死んじゃうのかなっ…!
嫌だよ…!そんなの嫌っ…!!誰か助け)」




キンッ…!と何かを止めるような音が目の前からする、
その後ギリギリ…!と擦れるような音がする。
秋桜がそっと目を開き、目の前に目を向けると
全体的に黒い男性が少年の刀を所持してたであろう刀で止めていた。




薬「…何故邪魔する!黒漆剣!!」





黒漆剣と呼ばれた男はどうやら刀剣男士らしい。





黒「これこれ…俺が守ると言っただろう?
それともその言葉が信用出来ないか?」




薬「…信じれないと…言ったらどうする…。」





黒「その時は何ごとであろうと審神者には近づけないだけだ。
例え一期一振が折れそうでもな。」




薬「…くっ…!卑怯だぞ!
…ッチ…分かった…非常に不本意だが審神者にはもう刃は向けない、
だが審神者が裏切ったら容赦なく貫かせてもらうぜ。」

不安と優しさ→←ここを守る為には



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設定タグ:刀剣乱舞 , 男主 , ブラック本丸   
作品ジャンル:恋愛
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冷泉 雪桜(プロフ) - 望さん» ひえっ、とても………好きです……文が、とても表現が素晴らしいです。自分も作品を書いている身ですが、内容がどちゃくそ好みです。更新頑張ってくださいっ (2020年9月11日 8時) (レス) id: 18535e1a43 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国の有栖さん(プロフ) - 私も薬研大好きです (2020年8月26日 23時) (レス) id: 2c347db9d8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 間違えましたゴメンナサイ (2020年8月26日 23時) (レス) id: 64f1bce536 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - き、期待にそえるよう頑張ります! (2020年8月26日 23時) (レス) id: 64f1bce536 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国の有栖さん(プロフ) - これは神回よかん (2020年8月26日 23時) (レス) id: 2c347db9d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小夜・薬研大好きマン | 作成日時:2020年8月24日 19時

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