この身を滅ぼしてでも貴方に会いたい。【刀剣乱舞】

怨念がおんねん← ページ4

こ「えっと…ずっと気になってたことがあるのですが、
聞いてもいいですか？」




黒「ん！かまわんぞ！」



こ「この本丸に来るまでの経緯を聞いてもいいですか？
政府の者に報告しなければならないので…。」




黒「ん〜…確か俺は日本の美術館できっちり管理されていたんだ、
つまらないな〜と思っていたんだ…急に辺りが真っ暗になり、
気持ち悪い霊力が入って顕現したらだな…





〜回想〜




黒「俺は…ん…？」



俺が見たのは大量の怨念などの集団だった。
俺は箱入りだが怨念にはたびたび会っていた、
人間のいる所には必ずしも闇がある…会わないわけないな。



黒「…怨念が俺に何の用だ、
わざわざ破壊せずにここまで運んだ意味はあるんだろう？」




怨「付喪神ヨ、黒漆剣ヨ、
貴様ハアノ時コウシタラ良カッタ…
アアシタラ良カッタトオモウ事ハアルカ？」



黒「逆に無い方が少しおかしいだろう、でそれがどうした？ん？」




怨「モシ…変エラレルナラバ貴様ハドウスル？」



黒「…そりゃあ…一瞬は変えたいと思うな…だが…」



怨「ナラバ！ナラバナラバナラバナラバナラバ！！！
我ラト共二！！歴史ヲ創リ変エテシマエバイイノダ！！！
サスレバ！！貴様モ自由二外二出ラレル過去二変ラレ」




黒「…っ俺は！！！！！
…そこまでして自由になりたかった訳じゃない、
そもそも…誰かの犠牲の上に立つ自由など欲しくはない。
そして…………自由になることはときに残酷だと俺は知っている、
だから俺は今の歴史が好きだ…俺達の愛しい人間達が紡いだ、
…歴史が…物語が…愛が……それが例え辛いものでも…
それが崩れ去って行くのを俺は見たくない。」









怨「……………何故……






何故何故何故何故何故何故何故何故何故
何故何故何故何故何故何故何故何故何故
何故何故何故何故何故何故何故何故何故





…ドォシテ…オマエハ堕チナイ…！！？？」








黒「…それが俺さ」








怨念達「「「「あまやらはやなかたやらさなわらさかなたやはなややはさ…



．








．








．







ニィガァザァナァイ…！！！！」」」」




黒「！おっと…怒らせてしまったか、
こりゃあ…無傷では済まないな…最悪の場合…破壊か…
まぁいいさ…敵も…無傷では済まさないけどな！！！！」



俺は神力で己を守りつつ敵を切り捌いて行った…




途中、神力が足りなくなって逃げ始めて気付けば敵はもう追っておらず、
辺りが開けた本丸の前だった

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