ヒーローの義娘はトリップして海賊になった4【ヒロアカ】【ワンピース】 (ページ6)

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151話ページ6

らせん上になった階段をしばらく進んだところで、開けた場所に出た
そこには大量の発明品、見たこともない小型飛行機や車、培養液で満たされているプール、実験に使うためのフラスコやビーカーやメスシリンダー、妙な細工がほどこされた斧や銃や刀剣。正直、この世界に来る前の私だったら単なるガラクタと思っていたが、今の私は.....

倖雪「」ｷﾗｷﾗ

どんな風に動くのか興奮していた

シャチ「じいさん、あんた本当に発明家だったんだな」

驚きを隠せないシャチはそういった。

ヴォルフ「当たり前じゃ！お前らはワシをなんだと思っとったんじゃい！！まあいいわ。とりあえず、こんなもんで驚かれては困る。お前たちに見せたい本命のブツはらこの先にあるんでな。ロー、お前はそこにある刀を持ってこい。バッカと戦う上で、そいつは絶対に必要になるものじゃ」

あ、これかっこいい

倖雪「ヴォルフ、これ全部分解していいか？」ｸﾙｸﾙ←スパナ

ヴォルフ「やめんか！！」

ﾁｯ←心で舌打ち

ヴォルフはさらに奥の部屋へ進んでいく。私たちは急ぎ足でヴォルフを追っていった。

ｷﾞｼｷﾞｼ
ｽﾝｽﾝ
倖雪「海の匂いがする」

海が近いのか？

ヴォルフ「灯りを点けるぞ」

そう言ってヴォルフは、手にしていた電灯のスイッチを入れた

コラ《洞窟？》

さっきの発明部屋とはまったく違う、砂と岩肌に囲まれた場所に私たちはいた。

ヴォルフ「町の連中も知らない、秘密の洞窟じゃよ。そして、お前たちに見せたいものは、あれじゃっ！」ﾋﾞｼｯ

ヴォルフが指さした方向に、私たちも顔を向ける

ロー「.....でけえ」
倖雪「船？」

巨大な、黄色い船だった。金属製の船が、海面に浮かんでいる。

ロー「ガラクタ屋、この船はもしかして」

ヴォルフ「ふん。おそらくはお前の想像しとる通りじゃ。これこそが天才発明家ヴォルフの最大の発明品！潜水艦、『花マル無敵号』じゃあっ！！」

「「「「「《名前だっせえええ！！》」」」」」

全員の声が重なった......でも

倖雪「かっこいい」ｷﾗｷﾗ

私もこんなデカいの作ってみたい

ヴォルフ「中に入るぞ」

ペンギン「いいのか！？」ｷﾗｷﾗ

ヴォルフ「当たり前じゃ。何しろらこいつこそがバッカを倒すための秘密兵器なんじゃからな」

私たちは潜水艦の中に入った。

倖雪.ロー「「うわ.....」」

思わず感嘆の声が漏れた