ヒーローの義娘はトリップして海賊になった4【ヒロアカ】【ワンピース】 (ページ5)

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150話ページ5

ﾊﾞｺｯ
ルフィ「ｳｯ」

ルフィは麦わら帽子を握り、また泣き出した。

エース「いつまでそうやってるつもりだよ」

ルフィ「......！！」

蛍火「"中間の森"に隠していた財宝は全部失くなってた。結局サボは使わなかったんだ。だからもういい」

エース「あぁ。守れもしねェ財宝集めても仕方ねェ.....」

ルフィ「エース、姉ちゃん....おれは......！！もっと！！強くなりたい！！
もっと！！もっと！！もっともっともっともっと！！もっと強くなって！！.....そしたら....何でも守れる。誰もいなくならなくて済む.......！！」

蛍火.エース「「......」」

ルフィ「お願いだからよ.....！！.....エースとホノカは死なねェでくれよ.....！！」

ｺﾞﾝ
また殴った。

エース「バカ言ってんじゃねエよ！！いいか覚えとけルフィ！！それにホノカ！！
おれは死なねェ！！」

ルフィ「.....うん.....！！」
蛍火「うん」

エース「サボから頼まれてんだ.....お前みたいな弱虫の弟を残して死ねるか！」

蛍火「私も頼まれてるからね！」

エース「おれは、頭が悪ィからサボが一体何に殺されたのかわからねェ.....でもきっと"自由"とは反対の何かだ.....！！自由を掴めずにサボは死んだけどサボと盃を交わしたおれ達が生きてる！！

いいかルフィ、ホノカ。おれ達は絶対に"くい"のない様に生きるんだ！！」

"くい"のない様に.....

エース「出航は17歳！！おれ達は海賊になるんだ！！」

17歳......姉ちゃん、遅くなると思うけどもう少し待ってて。私は十手を強く握った。

倖雪side

バッカは神殿にいるとの事で、戦いの準備を整えるために研究所へと向かった。
少しワクワクしていた。何しろヴォルフの研究所に入るのは初めてだった。
バギーで十分もかからないうちに研究所についた。
だが、降りた場所にはなんの建物も見当たらない。だだっ広い更地が広がっているだけだ。
......！！もしかして.....

倖雪「.....」ﾜｸﾜｸ

ヴォルフは更地の真ん中へ歩いていく。地面には金属製の扉が埋めこまれていた。
ヴォルフが鍵をいれ回すと、ガコンという音とともに扉が開く

倖雪「」ﾊﾜﾜ←言葉にならないくらいに興奮してる

コラ《(めちゃくちゃ興奮してる！ドフィですら見たことねぇぞ)》

こういうのテレビでしか見た事ねぇ！実物初めて見た！

ヴォルフ「電灯があるから中は明るいが、急な階段になっておる。転ばないよう気をつけろ」