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青柳冬弥は考えていた。


冬弥「………」



「と、冬弥だよな!?」いきなり俺にそう言って来たあいつ…。


あいつは一体何だったんだろう。なぜ俺の名前を知っていたのだろうか。

と疑問が浮かぶ。いや、考えるのをやめにしよう。


冬弥「きっと人違いだろう…」

俺によく似た誰かと俺を間違えたんだ。そう思いながら、俺はアジトに戻った。


そして自室に戻り、布団に入り寝た。




ある夢を見た。さっきの人違いをしてきた…あいつが出てくる夢を。





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彰人「冬弥!!今日も"セカイ"に行くぞ!!」


冬弥「あぁ、分かった」






ーセカイにてー


?「あっ東雲くん達来たよ!!??ちゃん!!」

?「ホントだ!!はやくー!!」


彰人「冬弥、行くぞ!!!」



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温かい、心が踊る場所だった。

俺は何かを思い出したように目が覚めた。……だが、すぐ忘れてしまった。

思い出そうとすると頭が痛くなる。


がんがんと波打つ頭と、どくどくと脈を打つ心臓が、忘れてはいけないんだと物語っていて。


冬弥「っ……」


今度、またあいつのところに行こう。


なんで俺を知っているのか、俺はお前の何だったのかが知れるかもしれない。






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作者名:莉音 | 作者ホームページ:https://  
作成日時:2023年6月21日 10時

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