今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:3,880 hit
小｜中｜大
002 ページ2
.
彰人「ただいま」
そう言い、ドアを開けて室内に入る。
絵名「あっ…ちょうどいいところに！！彰人、限定チーズケーキ買ってきて！！」
俺は自分で買ってこいよっと思いながらも「はいはい…あの店のチーズケーキだろ？」と言いながら俺はまた家を出る。
まあどうせいつもの感じだろ。
家を出た瞬間のことだ。俺はありえないものを見てしまった……。
彰人「な、んで……」
そのありえないものは、１年前に行方不明になっていた……冬弥だった。
しかし、以前とは全く違う姿になっていた。
彰人「と、冬弥だよな？！」
冬弥「誰だ…？」
彰人「………は？お、お前冬弥だろ？……俺のこと忘れたのか…？！」
冬弥「……」
しかめっつらをして、思い出そうとしているアイツを見て、本当に覚えていないのかと思う。
しばらく沈黙が続く。
冬弥「………お前とは今日始めてあったのだが？」
彰人「は……」
その言葉を聞いた瞬間、俺の心臓がどくどくと鳴り始めた。なんで覚えてねぇんだよ。
冬弥「用は済んだか？」
彰人「ッ……」
冬弥「では、俺はあの御方のところへ戻る」
あの御方？あいつ今そう言ったな…。
冬弥、お前は今どこで一体何をしているんだ…？なあ、答えてくれよ。
そう去る背中に思いを馳せた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
