EP.3 ページ5
ジェイドさんに連れられて、寮の中を進んでいく。
ジェイド「今から、寮長のところへ向かいます。他の新入生さんは、すでに説明をうけたでしょうから、おそらく自室にいるのでしょう。ついてきてくださいね。」
『は、はい!』
寮長……あの眼鏡の人か。
そういえばボク、寮長さんの名前知らないな…
『あ、あのー……』
ジェイド「どうかしましたか?」
『えっと、ボク寮長さんの名前知らなくて……よかったら教えてもらえないかなー、と』
ジェイド「ああ、それくらいでしたら構いませんよ。寮長の名前はアズール、アズール・アーシェングロットです。」
『ありがとうございます。アズール、アズールさんですね』
そうこう言っているうちに、寮長ーーーアズールさんの部屋に着いたらしい。
ジェイド「アズール、ジェイドです。入っても?」
アズール「ええどうぞ。」
ジェイドさんが、ドアを開けてくれた。
『し、失礼します……』
アズール「ジェイド、彼は?」
ジェイド「新入生です。寮の前で立ち止まっていたのを連れてきました。」
アズール「おや、そうでしたか。僕はオクタヴィネル寮寮長のアズール・アーシェングロットです。ご入学おめでとうございます。」
『ありがとうございます。新入生のレイ・アージェスターツです。』
アズール「……!では、あなたが……」
『どうかされましたか?』
アズール「ああ、いえ。なんでもありませんよ。」
その後、ボクはアズールさんから部屋や寮服、寮でやっているラウンジなどについて説明を受けた。
どうやらボクは、人数の都合上で一人部屋になったらしい。
どっちかっていうと二人部屋より一人部屋の方がよかったから、すごく嬉しい。
だって、もし二人部屋で”あれ”をやってしまったら……
ああ、考えたくもないや。
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らみあ(プロフ) - ラピスさん» 読んでいただきありがとうございます!更新がんばりますね! (2023年4月20日 13時) (レス) id: 5d041d83bc (このIDを非表示/違反報告)
ラピス(プロフ) - とても面白いですね!らみあさんのペースでいいので、これからも更新頑張ってください✨ (2023年4月20日 11時) (レス) @page3 id: 5ef9e0ac96 (このIDを非表示/違反報告)
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