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紺「……そうか、何かあったら頼ってくれ。紅もお前らの事気に入った様だったからな俺たちも微力ながら手を貸すことになるだろう」
『そうですか！よかった…あ、そう言えば服も借りてましたね…誰の…？』
いつもの服ではなく青い浴衣を着ていた。
見た所男物っぽい感じがしたのであの双子の物ではないだろう。何よりサイズが違う。
紺「それは紅のだ。服も汚れてたから替えさせてもらったが、大きさが合ってよかった」
勿論着替えは第8の奴らがしたがと慌てて付け加える紺炉にクスリと笑みがこぼれる。
『そうなんですか。後でお礼を言わないと……』
そう話していると外がガヤガヤと騒がしくなってきた。
桜備達が出る準備を済ませて来たようだ。
紺「来たか…」
『お見送りですね、私も行きます』
紺炉が立ち入口に向かおうとしていたのでAも立ち上がろうとしたところ目の前に手が差し出された。
『あ、ありがとうございます……わっ』
手を掴むと軽く引っ張られた。思ったより勢いがあったようでそのまま紺炉へとぶつかってしまう。
『すみません……となにか？』
慌てて謝るが紺炉の表情がどこか驚いているように見えた。
紺「あ、いやこちらこそスマン。何でもない、行こうか」
そう言って何もなかったかのように先に行ってしまった。
『？』
少し疑問に思ったが特に気にせず紺炉の後を追う。
感覚の無い左腕はだらりと下がり、浴衣は少し大きいようで袖が手の甲を半分以上隠していた。
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ラオ(プロフ) - とても面白いです！ 続き待ってます！ 頑張ってください！ (2022年8月22日 21時) (
レス) @page30 id: 97cd07d666 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 続き楽しみです 頑張ってください (2022年8月16日 12時) (レス) @page30 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆粉 - 始めから一気読みさせてもらいました！続きを楽しみに待ってます！ (2020年12月5日 20時) (レス) id: a216a85358 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2020年11月29日 23時
