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”弾道制御”で放たれた銃弾は途中で曲がり建物の影に隠れる隊員達に容赦なく命中していく。
隊員「う!!」
火縄は隊員を軽く踏みつけながら弾を撃ち込む。
茉「中隊長は相変わらず”焔ビト”相手より、人に対しての方が慈悲がないような…」
火「俺は話の通じない国のバカ共をぶちのめすために特殊消防隊ではなく桜備大隊長の下、第8に入ったからな。マキもぶちのめして、人体発火の研究データのありかを吐かせろ」
茉「私は人と争うことより人の命を救いたいと思い、父の反対を押し切って軍を抜け、特殊消防隊に入隊しました…なのであまり対人戦は…」
マキは火縄と違い人と戦うことは苦手なようだ。
火「この前、第5の新人殴ってたろ?」
茉「あれは軽くこづいただけです」
火縄とマキが喋りながら移動する。その間もAは位置を特定し、火縄は狙撃する。
火「アーサー!!シンラを終え!!」
ア「中隊長たちも気を付けろよ」
アーサーはそう言ってシンラの足跡を追って内部へと走っていった。
その時
火「!?なんだ?」
火縄の方へとふよふよと球体が漂ってくる。
茉「中隊長!!下がって!!」
ドッと大きな音と共に爆発した。
火「これは…」
茉「すごい火力…」
マキが何とか間に合い能力で爆発の炎を避けた。
火「またくるぞ」
茉「退がってください!!私が!!」
またふよふよと球体が漂ってくる。
中が気体らしく熱感知では引っかからない。
ブオッ
また強い爆発が起こる。
火「大丈夫か!?」
茉「くッ…」
衝撃が強く、マキの能力でギリギリだ。
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レイ(プロフ) - 翡翠さん» コメントありがとうございます。報告を受け原作の方も確認しましたがここでの地域が“新宿区”のため管轄は“第1”になりますのでこのままにします。 (2021年6月9日 22時) (レス) id: 2c9468588d (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - あ、あの、61話の桜「それは第1の管区…」ってところ、第1ではなく、第7ですよ。 (2021年6月6日 14時) (レス) id: 985c3b27ad (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 次の話が楽しみです (2020年7月8日 18時) (レス) id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
未羽(プロフ) - 更新、めっちゃ待ってます!! (2020年5月23日 18時) (レス) id: c79f5e12a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レイ | 作成日時:2020年5月6日 1時