51 ページ7
茉「次はシンラの番ですよ」
マキがアーサーとの組み手を終え、声をかける。
しかし、火縄の隣にはシンラの姿が無かった。
火「シンラなら中庭に忘れ物を取りに行ったが」
茉「エ…中庭では今、シスターが禊をしてますよ!?」
火「…A」
火縄はどういうことだという様にAを見、マキもつられるようにAを見た。
しかしAは火縄達の会話が聞こえていない様で、少し俯き気味で眉間に皺を寄せていた。
茉「A?」
『…え、あ、はい!何ですか?マキさん』
マキに名前を呼ばれ顔を上げる。
茉「えっと…大丈夫?」
『はい、大丈夫ですよ。ちょっと不審者が居たみたいなのでちょっとジュッと…』
にっこりと笑いながらマキに言う。
茉「燃やしたの!?」
マキにはAの能力については話してあるので遠隔で発火したと思ったようだ。
『いえいえ、火傷すらしてないですよ。ちょっと熱い思いをしてもらいましたけど』
火、茉「「………」」
笑顔で言い切るAに火縄とマキは無言だった。
102人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レイ(プロフ) - 翡翠さん» コメントありがとうございます。報告を受け原作の方も確認しましたがここでの地域が“新宿区”のため管轄は“第1”になりますのでこのままにします。 (2021年6月9日 22時) (レス) id: 2c9468588d (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - あ、あの、61話の桜「それは第1の管区…」ってところ、第1ではなく、第7ですよ。 (2021年6月6日 14時) (レス) id: 985c3b27ad (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 次の話が楽しみです (2020年7月8日 18時) (レス) id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
未羽(プロフ) - 更新、めっちゃ待ってます!! (2020年5月23日 18時) (レス) id: c79f5e12a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レイ | 作成日時:2020年5月6日 1時