私ノ居ル場所２【炎炎ノ消防隊】

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屋上にて、シンラアーサーマキと共に筋トレを終わらせる。

火「次は組み手だ！マキ！アーサーの相手だ」

火縄の指示により、アーサーはマキに注意を受けながら組み手を始める。

それを見ながらシンラと火縄は立ったまま話をしている。

A屋上の地べたに座り、目を閉じたまま精神統一をしながら能力を使い探知の範囲を広げる訓練をする。

勿論火縄の許可は得ている。

どうやらシンラは昨日会った第５特殊消防隊のことが許せないようで火縄に第５の大隊長。プリンセス火華について聞いていた。

火「第三世代消防官、プリンセス火華。突如灰島から現れ出世し、今の地位に登りつめた…色々と謎の多い彼女だが…

調べでは違法に”焔ビト”を研究し、データを切り売りして出世したようだ」

森「それなら人体発火現象の原因も掴んでいるかもしれないと!?」

火「少なくともポッと出が大隊長になれるほどのデータをな…それを得るために強行手段を取るつもりだ…強引にでも突入する!!お前の足とアーサーの炎の剣、Aの索敵能力は役に立つ」

森「データどころか第５をぶっ潰してやる」

『……決意してるとこ悪いけど…データまで壊したらあかんよ。』

閉じていた目を開けてシンラを見る。その顔は笑っているようだ。

『データ得るための突入やし、データ得られへんかったらこっちがただの襲撃者になって悪者や。シンラはヒーローになるんやろ？』

森「そ、そうだな」

『まぁシンラとアーサーは前線で暴れてもらうことになると思うけどなァ。』

そうですよね？と火縄に確認を取るように聞くと。そうだなと答えてくれた。

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