私ノ居ル場所２【炎炎ノ消防隊】

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『潜入…ですか…』

痛みも治まったころに聞く。

桜「新人研修配属制度は消防隊の規約にある研修制度だ。入隊一年目の隊員は見分を深めるため、他部隊に短期入隊できる。

お前たち二人に第１の潜入調査をしてもらう。」

桜備が改めて制度の説明と目的を話す。

森「俺をアーサーが第１に!?」

桜「第１の管轄内…第１の隊員内に人工的に”焔ビト”を生み出している者がいるかもしれない

そいつの手がかりを掴んでほしい！人体発火解明のための重要な任務だ！頼んだぞ、二人とも！」

森「もし本当に発火を起こしているとしたら許せねぇ!!」

シンラが熱くなっていると火華も第５から隊員を出すと言ってくれた。

そこで、火縄が

火「その二人で大丈夫なんですか？」


と聞き一瞬桜備が固まる。

桜「……Aも行ってくれるか」

Aを見た。

『はい、私でよければ』

正直に言うと二人とも潜入には向かない性格だろう。アーサーは言わずもがな、シンラは第１の大隊長の事となると少し我を忘れかける節があるのだ。

これで、三人による第１への潜入調査が決定した。

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