私ノ居ル場所２【炎炎ノ消防隊】

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事務室で火縄と一緒に第５の資料をまとめていると女性三人組が仲良く話をしているのに気付いたシンラが声をかける。

火華「ああ、裸の付き合いをした仲だからな」

と答えた。シャワールームでかなり話が盛り上がったらしい。

しかし、シンラはそこまで行きつかなかったらしく

森「クソ……はだ…かで、付き合う…かよ…」

ものすごい顔つきで呟いて居た。

ア「そのえげつねェ顔で何がヒーローだよ」

アーサーの言い分も分かるほどの顔をしていた。

しかし、シンラはアーサーの言葉が気に食わないらしく掴みかかる。

森「顔は関係ねェだろ!!」

ア「だから怖ェんだよその顔!!」

森「中隊長よりマシだろ!!」

ア「奴は次元が違う!!」

取っ組み合いの喧嘩になりだした。

『(二人ともそこで中隊長のこと言ったらアカーンッ!!)』

隣で作業をしている火縄の手がぴたりと止まった。

悩む桜備が居るにも関わらず女性陣はケーキ屋の話で盛り上がり、シンラとアーサーの喧嘩はヒートアップする。

『ち、中隊長…大丈夫ですか…』

固まったまま動かない火縄に声をかける。本音は”皆静かにしてくれ!!”だ。

ヴァと火縄ほ表情が変わったのに気が付きバッと耳を塞ぐ。

火「貴様ら!!大隊長の邪魔をするなら出ていけェ!!」

大声で騒がしい彼らを怒鳴る。

Aはギリ塞ぐのが間に合いホッとした瞬間

桜「それだァ!!」

と何かを閃いた桜備の声にびっくりして机に足をぶつけた。

『ッ……』

痛みを耐えながら机に伏せていると

桜「シンラ!!アーサー!!お前ら第８から出て行けェ!!!」

と二人を指さした。

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