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森「ヒーローならここに居るぜ」
ビッと自分を指す
火華は怪訝そうに顔を顰める。
するとシンラは立ち上がり今度は上を指し
森「空に向かって俺の名を叫べ!!いつでも俺が助けてやる!!」
そう言ってニッと笑った。
火華の褐色の肌に朱が差した。
『そういう前に、手加減とか覚えようなぁシンラ』
Aはポンとシンラの肩を叩いた後、火華のそばにしゃがみ込む。
ｱｲ「Aさん」
『シスター、怪我は…大丈夫ですね。』
サッとアイリスを見た感じでは怪我はなさそうだ。
火華「なんだ。お前も第８の奴か…」
『はい。第８のA 青炎です。ちょっと失礼…」
一言断ってからシンラに殴られた頬に軽く触れる。
火華「いっ…何をする」
キッと睨まれる。
『綺麗な顔が腫れちゃってまぁ…』
シンラに軽く嫌味を言いながら防火服のうちポケットから冷たくしている布を取り出して立ち上がる火華に渡す。
『どうぞ。冷やしておかないと…美人さんだから痕が残ったら勿体無いですよ』
優しく笑って差し出すと受け取ってくれた。
火華「何故だ…お前が私を助ける義理がどこにある」
布を頬に当てながら聞いてくる。
森「義理なんていらねェよ。消防官は軍人とは違う。犯罪者だろうが何だろうが、誰かが困ってたら助けに行く。ヒーローってそういうもんだろ」
『ヒーローならもう少し考えて動きな』
ペシッとシンラの頭を軽くチョップする。
森「そんな余裕なかったんだよ…」
ぶぅと文句を言うシンラを横目にアイリスと火華に視線を向ける。
『先に外の様子を見てくるので、お二人は少しゆっくりしてから来てください。シスターも何か言いたいことがあるようですしね。』
その言葉に火華はアイリスの方を向く。
では…と言って部屋を出る。
『(中隊長達はどこかな…)』
廊下を歩きながら再び索敵範囲を広げていく。
Aが出て行った後の部屋で自分の話をされているとは知らずに。
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レイ(プロフ) - 翡翠さん» コメントありがとうございます。報告を受け原作の方も確認しましたがここでの地域が“新宿区”のため管轄は“第1”になりますのでこのままにします。 (2021年6月9日 22時) (
レス) id: 2c9468588d (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - あ、あの、61話の桜「それは第1の管区…」ってところ、第1ではなく、第7ですよ。 (2021年6月6日 14時) (レス) id: 985c3b27ad (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 次の話が楽しみです (2020年7月8日 18時) (レス) id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
未羽(プロフ) - 更新、めっちゃ待ってます！！ (2020年5月23日 18時) (レス) id: c79f5e12a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2020年5月6日 1時
