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一旦お弁当を取ってくるといなくなったが
昼休憩の間ずっと隣に座っていた実弥
テーブルがあるわけではないため膝に乗せて食べている姿を見て
『食べづらくない?戻った方が…』
「Aいるからここでいい」
そう言えばこれ美味いと卵焼きを口に入れてきた
『んーおいひい』
「な」
嬉しそうに笑う姿を見てこっちまで嬉しくなる
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「真っ直ぐ帰れるかァ」
『大丈夫だよ、子供じゃないし』
あっという間に時間はすぎてしまい
玄関口まで送ってくれる
『頑張ってね』
「あァ」
好きだと気づいてから離れるのがちょっと寂しくて
次に何話そうか考えていれば手首を引かれて距離が近づいた
「ハンバーグ」
『へ?』
「ハンバーグ食べたい」
『ふふっじゃあ早く帰ってきてね』
「ダッシュで終わらせてやらァ」
そう言われて私の頭の中は
なに買って帰ろうとかそんな考えになって寂しさが和らいだ
「よし、帰れるなァ」
『うん!』
「俺も楽しみできたから頑張れらァ」
頭をぽんぽんされてじゃあ後でなァと言われた
歩いてたまに振り返ればポケットに手を入れて待っていてくれて
手を降れば早く行けとシッシーやられるが目線は優しい
ハートのハンバーグ作っちゃおうかなとか
彼氏彼女でもないのに実弥の行動に勘違いしちゃって
『ふふなんか新婚さんみたいっ』
楽しくなってちょっと余分なものを買ったりして買い物をし帰路に着いた
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瑛茉(プロフ) - 幸せを(ゝω・´★)さん» メッセージありがとうございます。私もこんな同居人欲しいな〜と思いながら書いてます(笑)これからもよろしくお願いします! (2021年4月4日 10時) (レス) id: 34a2c94a5f (このIDを非表示/違反報告)
幸せを(ゝω・´★) - さねみん可愛いですね、、こんな同居人いてほしいなぁって思いました。応援してます!頑張ってください!! (2021年4月3日 14時) (レス) id: acc958e8df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑛茉 | 作成日時:2021年4月1日 22時