【風柱】かまってほしい

風 ページ45

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近くにいて1個わかったことがある


眠い時は小さくなる
それでもって異常にくっつき虫になる


どこに行くのもついてくるため便所とかは困った






でもそれも毎日じゃない

大きい姿のまま夜を迎える時もあるし
まぁそうなると俺も健全な21歳なわけで、、、


『ちょっ実弥また!?』

「いいだろォ別に減るもんじゃねェし」



そういう空気にもっていって朝までってことも









『そう言えばね』

2人で微睡みの中話していればAが口を開いた


『たまに何かよくわからなくなるんだけど』

その声は眠そうで語尾が少しづつ小さくなる




『実弥とくっついてるとそれが落ち着くんだぁ』


確かに口調がつんつんしているように見えて
行動は素直だからくっつき虫なのは変わらなかった




「それってェ」

顔を覗き込めば胸に顔を埋めて寝息をたてていて

「人を喰いたい衝動を抑えてるってことかよォ」





特殊だからといえ自我があるといえ
やはり彼女も苦しい時があるのだろう



今思えば前もくっついてきたと思ったら首に顔を埋めて
きつく腕を回してきたこともあった


この前の朝の行動もそしたらそういうことになるのだろうか





Aの生態がよくわからないまま眠りにつき



その数時間後に無惨がお館様に襲撃があったことが知らされた




慌ただしくなる鎹鴉の動きと鬼殺隊の隊員達



長い夜明けの戦いが始まる_______






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